ネット落ちします

以前にちょっとだけ予告しておりましたが、管理人、しばらくネット落ちいたします。

長期間管理者不在となりますので、サイトの掲示板リンクは外しておきました。
ブログコメントやメールのお返事も復帰してからということになります。
当ブログへのトラックバックは、管理人認証ができなくなるので送っていただいてもしばらく表示されないことになります。
以上、よろしくご了承下さい。

ネット落ちの期間はまだはっきりとはわかっていないのですが、一ヶ月後くらいには戻ってこられるのではと思ってます。

じつは、このときがくるまでにひとつ話をしあげようと頑張っていたのだけど、寄り道しているうちに時間が経ってしまった……。この分だと年内更新は無理そうです。スミマセン(汗。

『煌夜祭』

煌夜祭
多崎 礼
4125009481

[Amazon][bk1]

読了。

大変面白かったです。
冬至の夜に篝火のもと集った語り部たちの語るものがたり、という様式ですすむ異世界ファンタジー。
ひさしぶりに物語らしい物語を読んだなあ、という気分になりました。
魔物が血脈に頻繁に現れたり、蒸気機関が飛ぶことにだけ使用されている世界も異色で珍しかったし、どんどん世界の様相があらわになって登場人物が繋がっていく構成も興味深かったです。
これ、第二回C・Novels大賞作品なのだそうで。新人さんの第一作とは思えないわ。

読んでいてジーン・ウルフの「新しい太陽の書」を思い出したり。
いや、なかで○○をたべるシーンがあるからだけだと思うけど(汗。

拷問者の影
岡部 宏之 ジーン・ウルフ
4150106894


難解すぎて、読みおえた、ということそれだけで充足感を覚えたシリーズ、全四巻。
はっきりいって私には意味はほとんど理解できなかった。ストーリーを追いかけていただけ。
思い出そうとしても○○のシーンしか浮かばないものな……。
いま読んだらすこしは理解できるだろうか(汗。

「センテンスを終える難しさ」

『図書』2006年9月号(岩波書店)をぼんやり眺めていたら、中井久夫「センテンスを終える難しさ」がとても興味深かった。

日本語の文末には対話がひそんでおり、日本語はつねに世間に向かって書かれている、といったような内容でしょうか。要約がうまくないので違っていたらスミマセン。

私はいま、物静かで客観的で押しつけがましくない文章を好んでいるのだけど、それを自分で書こうとするとものすごく大変。
なるべく事実だけを並べていこうとすると、一点から次の点へと動いていくための、エネルギーというか衝動が薄れていくような気がするんです。
立ち止まったままひたってしまって、動きたくないような感じになる。

これを読んで、語りかけるように書くほうが楽な理由がなんとなくわかったような。

『時と神々の物語』

時と神々の物語
ロード・ダンセイニ 中野 善夫 中村 融
4309462545

[Amazon][bk1]

読了。

いったいいつ読み始めたのかも忘れるほど前から読み続けておりましたが、ようやく読み終えました。
さいごまで同じペースで、一晩に多くても二編くらい。
こんな読み方も短編集だからできることです。
長編だったら、残り三分の一くらいまでくれば自動的に速度が上がるものだ(汗。

ペガーナの神話の幻想ど真ん中が、時代を下るに連れて黄昏になっていくような、そんな作品集でした。
たいへん味わい深かったと思います。

さて、残り後一冊。読み切るのに何ヶ月かけられるでしょうか。

最後の夢の物語
ロード・ダンセイニ 中野 善夫 安野 玲
4309462634

インデックスを手直し

感想サイトのほう、メイン更新をブログに移行した後放置しっぱなしでしたが、さすがに見苦しいのでインデックスページをすこし修正しました。

……といっても、結局はリンクを付け足したりしただけ。
デザインを変えないと、付け焼き刃な感じは否めないですな。
自分でももっとすっきりできないものかとは思うので、そのうちまた手直しすると思います。気が向いたら、というあたりに泥縄加減が如実ですが。

あー、サイトマップも書き換えなくちゃ……。

「月の花」

一枝唯さん作「月の花」読了。
異世界ファンタジー短篇。「翡翠の宮殿」の前日譚。吟遊詩人と魔術師の話。

『カントリー・ハウスは恋のドレスで ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』

カントリー・ハウスは恋のドレスで ヴィクトリアン・ローズ・テーラー
青木 祐子
4086008319

[Amazon][bk1]

読了。
出先で読みかけていたのですが、途中で具合が悪くなったりしたので中断していた、シリーズ四冊目。

今回はヒーローが(ヒロインとの未来を示唆するような)他者の現実を目の当たりにして動揺する話でした。
つきあってもいないのにこんな将来のことまで考えさせられるのは大変だなと思いますが、社会のお約束からはみ出て生きるには覚悟がいるのだよというわけで。
果たしてシャーロックくんは今後どう行動していくのでしょう。
今回のところは現実と折り合いをつけた他人に理想をぶつけていただけですな。
クリスの前途は多難の模様です。

ところで舞台がカントリー・ハウスということで、かつてこんな本を読んだことを思い出しました。
英国のカントリー・ハウス〈上〉貴族の生活と建築の歴史
マーク ジルアード 森 静子・ヒューズ
4795208263

英国のカントリー・ハウス〈下〉貴族の生活と建築の歴史
マーク ジルアード 森 静子・ヒューズ
4795208271


当時は中世の城館のことを調べていたのになぜ手を出したのか。案の定、近世のイギリスに関する知識がなかったのでぴんとこないまま返却したのでしたが、今ならもう少し理解できるかもと思う。
あ、でもカラー写真なんかはあんまり無かった記憶が……。

アマゾンで調べてみたらこんな本がありました。
図説ならもうすこしわかりやすいかしらとメモ。
図説 英国貴族の城館 カントリー・ハウスのすべて
田中 亮三
4309725961

メンテナンスのお知らせ

感想ブログとして使用しているサービスでサーバーのメンテナンスが予定されている模様です。
したがって、

2006年11月10日(金) 午前02:00 - 08:00

上記の期間、感想ブログを閲覧することができなくなります。
ご承知おきを。

たしかにこのところずいぶん動作が重かったですわ。
めずらしく毎日更新してたのでちょっとストレスだった。
これで改善してくれればよいのですが。
(でもまたしばらくはのろのろになりそうなんですが。更新疲れしたもので;)

『生まれいずる者よ 金の髪のフェンリル』

生まれいずる者よ 金の髪のフェンリル
榎田 尤利 北畠 あけ乃
4062558629

[Amazon][bk1]

読了。

文明崩壊後の地球を舞台にしたSFファンタジー?
シリーズ全体では七冊目になるのかな。
今回はユージン・キーツやセシル側の事情がすこしわかりました。
やっぱりと思うところとなるほどと思うところと半々ぐらいかな。
併録された短篇「温室に咲かぬ薔薇」がちょっとこわかったです。ちょっとミステリ風味で。
えーと、これで最新刊に追いついたのか……?

『レディー・ヴィクトリアン 17~19』

レディー・ヴィクトリアン 17 (17)
もと なおこ
425319477X

[Amazon][bk1]

ヴィクトリア朝を舞台にしたドキドキわくわくの長編シリーズ。
19巻なんてすごく長いと思っていたのに、読んでみるとあっという間ですね。
こんなに短期間にどっぷりとひとつのマンガを読み続けたのは、もしかしたら初めてかもしれないです。
いつもはもうすこし間を置いて買い集めるのに、今回は急き立てられるように本屋に通ってました。
あー、面白かった!!!

今回はアージェントの出生話とノエル父を恨むエベネーザとの話がメインでした。
それぞれ、どうなるのーと思わせておいてさいごにはほのぼのとした空気が残るのがこのシリーズのよいところですね。

いっぽうで、レディー・エセルと殿下の話がすこーしずつ進んでいるのですが、これってどうなってまとまるんでしょうか。
20巻がクライマックスということなので、本当に本当に決着がつくんだよなーと考えると、不安と期待に苛まれて身もだえしてしまいます。

とにかく最終巻が楽しみー。

レディー・ヴィクトリアン 18 (18)
もと なおこ
4253194788

[Amazon][bk1]

レディー・ヴィクトリアン 19 (19)
もと なおこ
4253194796

[Amazon][bk1]

『湖畔のマリニア グイン・サーガ104』

湖畔のマリニア グイン・サーガ(104)
栗本 薫
4150308187

[Amazon][bk1]

読了。

タイトルからもしかしてマリウスの娘さんが出てくるのかと思ったのですが全然違いました。
意外な人が意外な人を連れて再登場の巻。
こうなると、もっとずっと前に消息不明となっていたあの人物当たりがついに再登場なのか、と勘ぐってしまうところです。

しかし、このシリーズ、リアルはリアルなんだけど、リアルすぎてか、どんどんあけすけな物語になってきてるなーと思いました。もともと余剰部分が多くてそこを楽しめないとついて行けない話なんだけど、それとはべつにこんなとこまで書いちゃうのかー、とちょっとため息(苦笑。

この調子だと、グインとマリウスがパロにたどり着くまでにまだまだいろいろとありそうです。

『レディー・ヴィクトリアン 13~16』

レディー・ヴィクトリアン 13 (13)
もと なおこ
4253191398

[Amazon][bk1]

一度最新刊まで読み切ったのですが、猛スピードだったのであらためて読み直しているところです。
たいへんに、おもしろいです。面白さの質が、普段読んでいるマンガとちと違うなあと思うのですが、上手く言葉にできないのがもどかしい……。
苦しまぎれにいうと、「とてもまっとうに」面白いってところかなあ……。
愛すべきキャラクターと期待を外さないけど適度に意表をつく物語。
過剰なところやとんがっているところが無くて、どっぷりひたりそうなところでも深入りしないで潔くきりあげてしまう。
なのでもたつくところがまったくない。流れがとぎれない。続きがどんどん読みたくなる。
設定が設定だけにちょっと無理かなと思うところもすこしだけありますが、それがほとんど気にならないくらい物語世界にも余裕がありますね。
すんばらしい!
ああ、毎晩読み続けてすっかり寝不足なのだった(汗。

この13~16あたりでは、ノエルの家族のエピソードが中心。
ノエルパパの死因にまたヴィクトリア朝時代の空気感を感じました。
そっか、K.M.ペイトンの「フランバーズ屋敷の人びと」もこの時代だったんだなあ……(残念ながら絶版です)。

レディー・ヴィクトリアン 14 (14)
もと なおこ
4253191401

[Amazon][bk1]

レディー・ヴィクトリアン 15 (15)
もと なおこ
4253194753

[Amazon][bk1]

レディー・ヴィクトリアン 16 (16)
もと なおこ
4253194761

[Amazon][bk1]

『ヤーンの朝 グイン・サーガ103』

ヤーンの朝
栗本 薫
4150308071

[Amazon][bk1]

読了。

今回はグインがぜんぜん出てきませんでした。
全体的にインターバル的な巻で脇役たちが状況説明をしているような印象でしたね。
アキレウス皇帝が可哀想だなあと。
なかで一番出張ってたのはヴァレリウス。あいかわらず貧乏くじをひいてますが。
グラチーの出番がなかったのを寂しがってる自分がこわい(苦笑。

20061031の購入

レディー・ヴィクトリアン 17 (17)
もと なおこ
425319477X

レディー・ヴィクトリアン 18 (18)
もと なおこ
4253194788

レディー・ヴィクトリアン 19 (19)
もと なおこ
4253194796


これで既刊はすべて購入。

図書館にて

久しぶりに雑誌を読んできました。

S-Fマガジン 2006年 12月号 [雑誌]
B000JLSTSA


冲方丁『マルドゥック・ヴェロシティ』刊行直前特集。
冒頭50枚を斜め読み。
大森望によるインタビューを読んだところ、ジェイムズ・エルロイの名前が何度も出てくるので、書架で佐々田雅子訳の一冊を眺めてみたり。たしかに似ている、かも。
うーん、エルロイかー。『ブラック・ダリア』しか読んだこと無いんですが、いかにも救いようがなさそうだなあ……。

とか考えていたら、ファンタジィ特集があるの、すっかり忘れてた(汗。

キャラバトン

冬木洋子さんに「キャラバトン」を回していただきました。

私が指定されたキャラは「妖魔の島」のオルジスです。
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