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20080306の購入

Sir John Alot of Merrie Englandes Musyk Thyng & ye Grene Knyghte
John Renbourn
B000000E9E


購入しました。

なんだかやばい。
散財注意報を発令するべきかもしれない。

『優しいオオカミの雪原 下』

優しいオオカミの雪原 下 (3) (ハヤカワ文庫 NV ヘ 14-2)
ステフ・ペニー 栗原 百代
4150411646

[Amazon]

読了。

19世紀のカナダで殺人事件とともに姿を消した息子をさがして極寒の雪原を行く母親の話。

上巻の感想に書き忘れましたが、

2006年度のコスタ賞、処女長編賞、最優秀作品賞受賞作品。
英国推理作家協会賞、エリス・ピーターズ賞ノミネート作品。

という説明が載ってます。
エリス・ピーターズ賞というのは最優秀歴史ミステリに与えられるものだそうな。

ちとネタバレっぽい文章になってしまったので、たたみます。

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20080305の購入

夏目友人帳 5 (5) (花とゆめCOMICS)
緑川 ゆき
4592184483

オラクルの光―風に選ばれし娘 (小学館ルルル文庫 (ルハ1-1))
ヴィクトリア・ハンリー
4094520538

オラクルの光~預言に隠されし陰謀 (小学館ルルル文庫 ハ 1-2)
ヴィクトリア・ハンリー 杉田 七重
4094520570


以上、購入。

ところで、ここを見ている方には関係のないことですが、ブログの管理画面がとうとう新しいものに統一されてしまいました。最初の公開のときにあまりにもバグが多いのがいやになり、ぎりぎりまで旧管理画面を使い続けていたので、これからがちと不安です。

と言ってるそばから、カテゴリ表示の順番が知らないうちにぐちゃぐちゃに入れ替わってた。
ひっしに直してみたけど記憶がおぼろ。元に戻せただろうか。

『空とぶじゅうたん』

空とぶじゅうたん〈1〉
新藤 悦子 こみね ゆら
4835442385

[Amazon]

読了。

大判絵本。
中近東の有名な絨毯にまつわる話をモチーフに、幻想的な短篇としてまとめたもの。
絵はこみねゆらさん。

この本はすごく好きだ、と断言してしまいます。

収録作品は以下の通り。


1 糸は翼になって(ヤージュベディル絨毯) トルコ西部の放牧地にて――ヤージュベディル遊牧民の話
2 消えたシャフメーラン(クルド絨毯) トルコ東部、アララット山麓の村にて――クルド人の話
3 砂漠をおよぐ魚(ムード絨毯) イラン東部、砂漠の村ムードにて――イラン人の話
4 ざくろの恋(トルクメン絨毯) イラン東部、砂漠の廃墟にて――トルクメン人の話
5 イスリムのながい旅(イスファハン絨毯) イラン中央の古都イスファハンにて――イラン人の話

 あとがき



タイトルで予想するような冒険譚ではなく、女性たちが絨毯にこめた思いがうつくしい物語としてつづられてます。

作者さんはトルコなどを幾度も訪問して絨毯を折った経験もある方。始めはおもに体験談などを書いておられたようですが、大昔にトルコを舞台にしたファンタジーを読んだことがあります。そのファンタジーですが、とても肉体感覚に訴えてくる文章が印象的で面白かった記憶があります。

それにくらべると、こちらは絵本でたぶん対象年齢も大きくとってあるのだろうとおもわれ、物理的に濃密な感じはすくないですが、でも裡に秘めた熱い想いによって織りあげられた絨毯にやどる魔法で別の世界へと連れ去られるような、なんとはなしに官能的でせつないお話が多いです。

言い伝えみたいなあっさりとした表現が多いのですが、ディテール細かく描かれたように中東の香が満ち満ちているところがステキなのです。

ところで、私はこの本を日本ヴォーグ社から出ていた一巻本で読みましたが、現在は絶版。
いまは分冊されて別の版元から復刊されてます。

本が古かったからか、こみねゆらさんの絵はすてきなんだけどなんとなく褪せたような色合いばかりなのがちと不満でした。

空とぶじゅうたん〈2〉
新藤 悦子 こみね ゆら
4835442393

[Amazon]

昔読んだファンタジー長編。
時をわたるキャラバン
新藤 悦子
4487794307


『つるばら村のくるみさん』

つるばら村のくるみさん (わくわくライブラリー)
茂市 久美子
4061957023

[Amazon]

読了。

つるばら村のパン屋さんを訪ねてくる、一風変わったお客さんと店主のくるみさんの、ちょっと不思議でこころ温まる短編集。

『つるばら村の三日月屋さん』を姪っ子に貸したところかなりの好評を博したのでいそいそと続きを借りてきました。
ほんとは一作目である『つるばら村のパン屋さん』にしたかったんですけど、書架になかったんですね。今回はすかさず予約を入れておく。順序がバラバラですが、まーいっかーてなノリで。

二作目の『つるばら村の三日月屋さん』では人間のお客さんがほとんど出てきませんでしたが、今回は人間らしき登場人物がちびっと増えました。とくに養蜂家のナオシさんは、猫のニボシから見るとくるみさんと「お似合い」なんだそうです。あとは姿は見せないけど家具屋さんとか。

図書館の茂市さんのデータを見ると、どうやら家具屋さんもはちみつ屋さんも「つるばら村」のシリーズで本になってるみたいです。

収録作品は以下の通り。


三日月屋のパン
プリンのパン
七夕のパン
台風のパン
天狗のパン
節分のパン
デートのパン

あとがき



今回は近くの町にライバル店ができて、くるみさんがやっきになったりがっくりしたり新しいアイデアを思いついたりと、いかにも個人でやってるパン屋さんというかんじのお話になっていて、それがまた楽しかったです。

なんといってもパンが本当においしそう。
コーヒーを飲みながら読んでいたのでなおさらそう思いました。
なにか買ってくればよかったよーと。

ところで、あとがきではくるみさんシリーズのつづきについて言及されてるんですけど、このあと続刊が出た形跡がありません。
かなり残念です。

20080304の購入

チャレンジ小学国語辞典第四版新デザイン・コンパクト版
湊吉正
4828804781


これは姪っ子へのプレゼント用。
もうすぐ誕生日なんですよねー。ああもう十歳なのか……。

困ってるのは甥っ子へのプレゼントが全然思いつかないこと。
まだ文章以前に文字に関心がないし(一年生なんだけどカタカナが書けない。いっそのことポケモンの名前を毎日書かせたらと妹に提案してみた)。
もっとも興味があるのは工作で、でもそれは私には全くの不得意分野なので。

どうして姉弟一日違いなんかで生まれてくるんだー。めんどくさいぞー。

本人たちもふたりぶんの誕生日パーティーとひな祭りが一緒くたにされてるので不満そうなんだけどね。

『GA 芸術科アートデザインクラス』1,2

GA-芸術科アートデザインクラス 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)
きゆづき さとこ
4832275933


『棺担ぎのクロ。』のマンガ家さんの現代物四コママンガ。

『棺担ぎ』が異世界もので薄暗くて叙情的なのに対し、こちらは現代物であかるくてパワフル。
高校のアートデザインクラスの女の子たちが元気いっぱいに走りまわるおはなしです。

一年生たちが主役だった一巻。彼女たちに先生たちや美術部の先輩たちがちょこちょこと絡み始める二巻。
読んでいてどちらもとっても楽しかった!

とくに、登場人物が多くなっても話が大きくなったりはしないで、みんながそれぞれの場所でそれぞれの活動を毎日つづけてて、ときどき廊下ですれ違ったり出逢ったりもする、という感じがよいなあ。

それと画材やデザインやなにやらの美術系の専門用語が飛びかう雰囲気もすてきです。
わたしにとってはみんなリアルでは憧れの道具のままに終わりましたが……ハハハ。

四コママンガはすぐ読めそうで、じつはけっこう時間がかかる。
本は薄いけど内容は濃密だから。
だから「この本高くないよ。」!

GA-芸術科アートデザインクラス 2 (2) (まんがタイムKRコミックス)
きゆづき さとこ
4832276751

『優しいオオカミの雪原 上』

優しいオオカミの雪原 上 (1) (ハヤカワ文庫 NV ヘ 14-1)
ステフ・ペニー 栗原 百代
4150411638

[Amazon]


読了。

19世紀のカナダ。フランス人の罠猟師殺人事件がイングランド人の入植地にもたらす波紋を描く歴史冒険エンターテイメント。上巻。


息子を探してかれが親しくしていたフランス人の罠猟師ローラン・ジャメの小屋を訪ねたロス夫人は、そこでジャメの惨殺死体を発見した。事件はすぐに通報され、ジャメが取引をしていたフォートエドガー交易所の管理人マッキンリーが捜索をとりしきることになる。この地ではまだ政府や自治体などは存在せず、本社をイングランドに置く“会社”がすべてにおいて幅をきかせているのだ。やがてマッキンリーはジャメのもとを訪ねてきた先住民の男を容疑者として拘束する。だが、ロス夫人の息子フランシスの行方は杳としてしれないままだった。



いつになったら面白くなるのかなあとだらだら読み続けて、やっと興味が持てる展開になったら上巻が終わってました。
これは私の大好きな現地の風景や暮らしや情景の描写が期待ほどないことと、複数の視点人物になかなかとけ込めないのが原因だったような気がする。

それと、殺人事件が起きているのに、みんな合理的な犯罪捜査をしないんですよね。
そもそも住民たちはフランス人に偏見を持っていて、事件にはおびえても被害者に同情する人はいないし。
先住民との混血の猟師が現れたとなればそれが怪しい犯人に違いない、となって容疑者が反論すると暴力をふるうし。

さらに、行方不明の少年は入植地でも浮いた存在のようで、その原因はどうやら両親にも親子関係にもあるらしい。

歴史的なカナダの状況がなんとなく見えてくるあたりは興味深かった。
今思うと、この時代のイングランド系入植者って偏見のかたまりなんだなー。
『赤毛のアン』シリーズを読んでいても感じていたことはあるけど、それがストレートに描かれる話を読むのは初めてかも。
しかし興味深いからといって読んで楽しいかというと、うーん。

それと、これは生理的なことなのでどうしようもないのですが、文章のリズムがなんとなく私のとあわない。シーンのラストに現在形が来るとむずむずします。

そんなこんなで読んでいて楽しいとか美しいとか思えるシーンがあまりにも少なくて、ちと残念。

とはいうものの、行方不明だったフランシスが登場してようやく話が事件の方向に舵を取りだしたようなので、このあときっと事件が解明されたり、事態が収拾されたり、マッキンリーがお咎めを受けたりしてくれるんだろうなあと期待しています。

ひとつここはいいなあと感じたのは、ロス夫人が容疑者のパーカーとともに極寒の雪原を行くシーン。
極寒の僻地にぽつんとたつノルウェー人の宗教施設に、おもわず流血女神伝を思い出してしまった。


優しいオオカミの雪原 下 (3) (ハヤカワ文庫 NV ヘ 14-2)
ステフ・ペニー 栗原 百代
4150411646

『伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる』

伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる (コバルト文庫 た 16-34)
谷 瑞恵
4086011336

[Amazon]

読了。

19世紀のイギリスを舞台にした、妖精博士の女の子と美形タラシ伯爵の恋の行方をえがく、ロマンティックファンタジーシリーズ。十四冊目。


亡き母親へ婚約の報告をするために父親と故郷のスコットランドへ旅立つリディア。そこにリディアの兄だと名乗るブライアンという青年が現れる。かれはオーロラの妖精フィル・チリースの血をひいていてリディアを取り換え子の自分の妹だと言う。母の一族マッキール家は代々妖精との取り換え子を繰り返して妖精の血をとりこんできたらしかった。自分を聖人の花嫁ときめているマッキール家の思惑を思い出して動揺するリディア。遅れてやってきたエドガーは、ブライアンとことごとく対立する。



読み終えたばかりであらすじ要約もままならない自分が哀しいですが、面白かったです。
といってもだんだんエドガーとリディアのラブラブより、悪の(笑)プリンスと聖人の謎のほうに話のメインが移ってきてる気がしないでもないですが。

舞台がヘブリディーズ諸島というだけでなんとなく嬉しい私。
聖域にてめざめるはずのそのかたについて、いろいろと推理を巡らせて楽しんでました。私としては非常にめずらしい……。

状況がせっぱつまってきてリディアが非常に大胆になってますが、エドガーにもそれを楽しむゆとりはなさそうです。これはかなり深刻?

それから、ニコ。
ほんとにかれはここでお別れしちゃうんでしょうか。苦しむリディアの姿を見ていられない、という感情は妖精のものではないと思うのできっと戻ってきてくれると思いたい。
レイヴンのやっとできた友達としても、さよならしちゃうのは哀しいです。
あくまで無表情ですがレイヴンも寂しいのに違いないので。
というか、レイヴンとニコの、なんとなくずれたやりとりを読むのが好きなんですよ、私。

ニコの復活をお祈りしつつ、つづきをお待ちしています。

ところで。
帯の「テレビアニメ化決定!!!」はそれ以上の情報がどこにもなかったので、コメントのしようがありません。

20080301の購入

伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる (コバルト文庫 た 16-34)
谷 瑞恵
4086011336

アンゲルゼ―孵らぬ者たちの箱庭 (コバルト文庫 す 5-64)
須賀 しのぶ
4086011360


以上購入。

ところで、帯の「『伯爵と妖精』アニメ化決定!」ってなに?
しかも情報がこれだけってのもなに?