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出典不明のエピソード

さっき【幻想作品愛好会】に幼児期のトラウマ体験(笑)を投稿してきたんですが、それに付随して思い出したことをひとつ。

「ヤマトタケルノミコト」とおんなじ、子ども向けのカラー装画のついた日本の昔話全集みたいなシリーズの一冊だったと思うのですが、ずっとなんという話だったか思い出せずに気になっている話があります。

多分舞台は平安朝から室町くらい。女の子が夢の中で「蓮の糸を染めて、お釈迦様を織りなさい」と命じられる。目覚めた女の子がいわれたとおりに蓮の茎を折って庭の草花にのせると糸が染まり、その糸をつかってお釈迦様のお姿(というか、曼荼羅?)を機で織り上げる、というものなんですが。

織りあがったお釈迦様の絵がとても彩り豊かで美しかったので覚えているんだけど、これって昔話というより、なんとなく仏教説話みたいだなーと。
でも、子ども向けのシリーズだったことは確かなんですよね。
なんで女の子がお釈迦様を織らなきゃならないのかをまったく覚えてないので、ぜんぜん話の筋が想像できなくて、このエピソードだけをずーっと喉元の小骨のように、意味不明だけど印象に残っている話として抱えつづけてきたんですが。

ああ、思い出すと気になる。
いったいこの話の前後はどうなっているんでしょうか。

Comment

當麻寺の中将姫のお話に似てるような、そうでもないような……。継母に苛められるんですよね、たしか。即身成仏……じゃないけど、生身のまま昇天したとかじゃなかったかな(いい加減)。
ところで蓮の茎からとった糸で仏を……というと、「死者の書」(エジプトとかでなく、折口信夫のほう)にも似てますよね。
蓮から取った糸って、当時は広く使われていたのかなぁ。などと考えてみたりして。

ありさわさんの日誌のメモ、拝見してきました。調べてくださってありがとうございます。たぶん、この話なんじゃないかと思います。継母の話は覚えてないけど、そういえば「仏様のお姿を見たい」というような台詞はあったような気がする。長年の疑問が解決して、すっきりさわやかになりました。
しかし、お寺につたわるものだから当然かもしれませんが、救済話としてはものすごくストイックな話ですよね。現世の幸せはどうでもいいのか(苦笑。
折口信夫の『死者の書』、やっぱり蓮の糸の話が出てくるんですね。そんな噂を聞いて読みかけたことがあるんですが、あまりにも文章が難解で読み下すことが出来ずに途中で投げ出してしまいました(汗。
蓮の糸ってふだんはまったく聞かないけど、機が織れるほど丈夫なんでしょうかね。蓮の花とか葉とか、なんとなく神秘的ですよね。レンコンはぜんぜん神秘的じゃないけど。

すっかり御無沙汰しております。タイミングを逃したら、ROM専門になってしまいまして……失礼しております。
私も多分同じ本を読んでいたのではないかと思います。『オールカラー版世界の童話』の21巻「日本の神話」あたりの所収だったのではないかと思います。実物が手元にないので正確なことは分からないのですが。小学館発行で、村岡花子さんが監修にかかわっておられたようです。
当麻寺で聞いたことがあるのですが、実際に蓮の糸で織ることは可能だそうです。曼陀羅の大きさのものは難しいそうですが、小さなものならできるそうです。

苳子さん、こんにちは。私も苳子さんの日記をずっとROMさせてもらってますので、お互い様と言うことで(笑。
『オールカラー版世界の童話』! たしかに、そんなシリーズタイトルでした。おもわず地元図書館のデータベースに調べに行ってきましたが、古すぎて全巻は揃っていない模様で「日本の神話」はみつかりませんでした。だけど「まんじゅひめ」なんてタイトルには見覚えがありますねえ。うわー、なんか記憶がよみがえってきましたよ。嬉しい~。ていねいなご教示、感謝感激でございます。
苳子さんは当麻寺に実際においでになったのですね。蓮の糸で織るなんて、それだけでなんとなく超常現象みたいなふんいきなのに、実際に織ることが出来るとは。現実もなかなか奥行き深いものがありますね。

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