『オペラ・グローリア 讃えよ神なき栄光を』

オペラ・グローリア―讃えよ神なき栄光を (角川ビーンズ文庫 56-6)
栗原 ちひろ
4044514062


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読了。

硬質かつ華麗な文章で人々のせつない生と世界の謎を描く、光と闇と音楽の異世界ファンタジーシリーズ、六冊目。『オペラ・ラビリント』のつづき。

おおお、クライマックスー!!という感じですね。
怒濤の展開、スリルとサスペンス、輝く闇とひそやかな光。
問い続けた謎のとんでもない回答を見て、私はかなりしてやられたと思いました。
詩人さんの正体はある程度想像していたけど、まさか根本にそんなどんでん返しがあろうとは。

そして物語は収束し、ついに結末へ……向かう前に番外短編集が挟まれるようです。

いまにしてみれば、カナギとミリアン、ソラの旅という物語のデフォルトは、ものすごく圧縮されていたなあと私は思う。
物語にとってはそれほど重要でなくても、デフォルト状態ってのはけっこう思い入れがあるのですよね。それをこんなに早く切り上げて、さっさと展開させていった作者様を尊敬します。
なんかとっても身につまされるなあ……(汗。

番外短編集はこちら↓。

オペラ・メモーリア―祝祭の思い出 (角川ビーンズ文庫 56-7)
栗原 ちひろ
4044514070




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