『おおきく振りかぶって 11』
おおきく振りかぶって Vol.11 (11) (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ


買ってすぐ読了。
高校野球の現場をリアルに地に着いた形で描きつつ、大いに夢を感じさせてくれる、青春マンガシリーズ、第十一巻。
待ちに待ってました。前巻が出たときに「あれ、まだ一巻くらい出せる分の連載があるのに」と思いつつ、中々出ないのでじりじりとしていました。
これだけ焦らされて面白くなかったらどうしようと不安まで抱き始めていましたが、杞憂だった。
相変わらず元気で生き生きしていて青春爆発で家族愛や地域愛や師弟愛に満ちあふれてました。うわーい!
そして埼玉県予選は佳境に入ってきました。
これに勝てばベスト16というところまできた。
私の地元は神奈川ですが、特別スポーツに力を入れていない公立でベスト16まで行ったとなるとこれはもう最高レベルの成績です。たぶん埼玉でもそれくらいの価値はあるんじゃないかな。
ただ、そこからがすごく難しいのですね。そこから上は組み合わせの幸運や時の偶然では突破できない実力の世界です。
だから周囲が凄く盛りあがってきているのもとても理解できます。
特別スポーツに力を入れていない公立って応援義務とかもまったくないから、最初のうちは無関心なんですよ。
でも、一回勝つごとにだんだん注目が集まってくる。熱くなってくる。
新聞で勝敗をチェックしているだけの私ですらそうなんだから、在校生や近隣の人たちはそれこそ「うおーー」てな勢いでしょう。
わー、楽しそうー、羨ましいー。
テレビ中継が入る試合の注目度もやっぱり違いますよね。
そうか、埼玉も中継する場所が決まってるんだ。神奈川は保土ヶ谷球場と決まってます。開会式と開幕戦、それからたしか準決勝からは横浜スタジアムなんだけどね。
というわけで、作品とはあんまり関係ないことをいろいろと書いてしまいましたが(野球好きなので)、『おお振り』11巻の中心はズバリ阿部くんだ!
阿部父と阿部くんのやりとりはいかにも野球好き親子ーって感じだし、阿部父は長男のことをよくわかっていらっしゃる。わかっているのは親としては当然なんだけど、三橋くんに会いにわざわざ出向いたりするところをみると、ここまでしてやれる親が現実にはどれくらいいるだろうと考えてしまう。阿部父は息子のすべてを愛しているんだなと思いましたね。息子のために三橋くんにも目を配ってるって感じです。
阿部くんはお母さんとはあんまり馬が合わないようですが、この父の存在は大きいんだろうなあ。考え方も似ているけど、阿部父はきちんと大人です。
今度の試合は三橋くんが阿部くんに一方的に依存している状態が問われるのかなあ。
たいへんだなあ。
美丞大付属のスタッフにちらちらと見え隠れする不穏な空気に興味津々。
モモカン二十三才の謎、さらに深まりこちらにも興味津々。
それから、親たちのリアクションが楽しくて。たぶん自分がそっちの方に近いからだと思うけど(苦笑。
息子しかいない母親たちのどよめきを誘う花井妹たち、かわいいー。
三橋母って大学の教授だったのかー。で三橋父は……なんだったんだろう?
つづき、早く出して欲しいですー。
奥付からするとストックはあるはずだー。
↓これは前巻。
おおきく振りかぶって Vol.10 (10) (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ


ひぐち アサ

買ってすぐ読了。
高校野球の現場をリアルに地に着いた形で描きつつ、大いに夢を感じさせてくれる、青春マンガシリーズ、第十一巻。
待ちに待ってました。前巻が出たときに「あれ、まだ一巻くらい出せる分の連載があるのに」と思いつつ、中々出ないのでじりじりとしていました。
これだけ焦らされて面白くなかったらどうしようと不安まで抱き始めていましたが、杞憂だった。
相変わらず元気で生き生きしていて青春爆発で家族愛や地域愛や師弟愛に満ちあふれてました。うわーい!
そして埼玉県予選は佳境に入ってきました。
これに勝てばベスト16というところまできた。
私の地元は神奈川ですが、特別スポーツに力を入れていない公立でベスト16まで行ったとなるとこれはもう最高レベルの成績です。たぶん埼玉でもそれくらいの価値はあるんじゃないかな。
ただ、そこからがすごく難しいのですね。そこから上は組み合わせの幸運や時の偶然では突破できない実力の世界です。
だから周囲が凄く盛りあがってきているのもとても理解できます。
特別スポーツに力を入れていない公立って応援義務とかもまったくないから、最初のうちは無関心なんですよ。
でも、一回勝つごとにだんだん注目が集まってくる。熱くなってくる。
新聞で勝敗をチェックしているだけの私ですらそうなんだから、在校生や近隣の人たちはそれこそ「うおーー」てな勢いでしょう。
わー、楽しそうー、羨ましいー。
テレビ中継が入る試合の注目度もやっぱり違いますよね。
そうか、埼玉も中継する場所が決まってるんだ。神奈川は保土ヶ谷球場と決まってます。開会式と開幕戦、それからたしか準決勝からは横浜スタジアムなんだけどね。
というわけで、作品とはあんまり関係ないことをいろいろと書いてしまいましたが(野球好きなので)、『おお振り』11巻の中心はズバリ阿部くんだ!
阿部父と阿部くんのやりとりはいかにも野球好き親子ーって感じだし、阿部父は長男のことをよくわかっていらっしゃる。わかっているのは親としては当然なんだけど、三橋くんに会いにわざわざ出向いたりするところをみると、ここまでしてやれる親が現実にはどれくらいいるだろうと考えてしまう。阿部父は息子のすべてを愛しているんだなと思いましたね。息子のために三橋くんにも目を配ってるって感じです。
阿部くんはお母さんとはあんまり馬が合わないようですが、この父の存在は大きいんだろうなあ。考え方も似ているけど、阿部父はきちんと大人です。
今度の試合は三橋くんが阿部くんに一方的に依存している状態が問われるのかなあ。
たいへんだなあ。
美丞大付属のスタッフにちらちらと見え隠れする不穏な空気に興味津々。
モモカン二十三才の謎、さらに深まりこちらにも興味津々。
それから、親たちのリアクションが楽しくて。たぶん自分がそっちの方に近いからだと思うけど(苦笑。
息子しかいない母親たちのどよめきを誘う花井妹たち、かわいいー。
三橋母って大学の教授だったのかー。で三橋父は……なんだったんだろう?
つづき、早く出して欲しいですー。
奥付からするとストックはあるはずだー。
↓これは前巻。
おおきく振りかぶって Vol.10 (10) (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ

Comment
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苳子さん、こんにちは。
「おお振り」は毎回よいシーンがたくさんあって読むのが楽しいですね。
ストック、そんなにあるんですか。はやく本にしてくれればいいのに!
掲載誌まで買ってらっしゃるとは……重傷ですねv
「おお振り」は毎回よいシーンがたくさんあって読むのが楽しいですね。
ストック、そんなにあるんですか。はやく本にしてくれればいいのに!
掲載誌まで買ってらっしゃるとは……重傷ですねv
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今回も良かったですね。試合もいいけど、こういう巻もおお振りらしくて堪能しました。
ストックは連載一年分以上あります。14巻までくらいあるんじゃないかと思います(なかなか単行本化してくれないので、掲載雑誌を捨てられずに困ってます・苦笑)。