『伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに』

伯爵と妖精誓いのキスを夜明けまでに (コバルト文庫 た 16-37)
谷 瑞恵
4086012243


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読了。

ヴィクトリア朝のイングランドやスコットランドを舞台に、妖精博士の女の子リディアとタラシ伯爵エドガーの恋の行方と謎の組織との攻防を描く、ロマンティックファンタジーシリーズ。16冊目。



 母親の実家マッキール家の思惑にとらわれてオーロラの精の刃を受けてしまったリディア。自分のなかにあるプリンスの存在が彼女の痛みを増すことを知り、エドガーはリディアをマッキール家に託したまま、みずからはリディアの傷を癒すための方法を求めた。どうやら薬は外ヘブリディース諸島の“島々のあるじ”のもとにあるらしいと知ったエドガーは危険な旅に乗り出す。
 仕方ないこととはいえエドガーに置き去りにされたリディアはいつもなぐさめだった幼なじみの猫型妖精ニコもいないいま、とてつもない不安と悲しみに暮れていた。マッキール家の跡継ぎファーガスはそんなリディアに惹かれていた。リディアが夢の中でエドガーと逢瀬をしているらしいと気づいたファーガスは嫉妬のあまりリディアに嘘をつく。




いるかどうかはわかりませんが全国のニコ&レイヴンファンの皆様。
この巻は私とあなた方のための巻だといっても過言ではありますまい。

ああ、レイヴンったらなんてなんてなんて可愛いの~~~!
ニコがいなくなった時のレイヴン、ニコのことを思うレイヴン、ニコと再会した時のレイヴン!
もうもう、かわいくてかわいくて、頭ぐりぐりしてほっぺたムニムニしてはぐはぐしてあげたくなりましたわよ!!

そしてレイヴンがかわいいのとおんなじくらい、ニコも可愛い!
ニコの可愛さはレイヴンの可愛さとはちょっと質が違いまして、コイツう、やっぱりそうだったんじゃん! 素直じゃないんだから~、ウリウリ、みたいな可愛さです!

このシリーズでこのコンビがここまでクローズアップされたことは未だかつてありませんよ!
だけど、これからもおそらく無いのではないかと思います。

だって、まったく本筋じゃないもんね(汗。

本家大元のリディアとエドガーのロマンスですが、こちらも大いに盛りあがっております。
否応なしにひきはなされたために燃えあがる恋の炎というか。
リディアがこれまでになく大胆に情熱的に、伯爵はこれまでになく弱気で誠実に、おたがいを見つめあい、熱くふれあってます。

うはーーー。あてられる!
これはファーガスならずとも妬けますよね。
あわれなファーガスくん……。

このシリーズが『魔女の結婚』より面白いのは、脇役がより輝いているからだろうと思います。

脇役といえば、アーミンは何を考えているのかな~。
アニメではみごとに存在を無くされてしまったらしい(二回しか見ていないので確かなことは言えませんが)彼女ですが、本編では冒頭から一貫して重要な役どころを果たしているのではないかと、最近ではほんの少ししか登場しないのに強い印象を残してゆく彼女の今後が、このシリーズの最後の鍵になるのかななどと考えたりしています。

でも、ニコ&レイヴンファンとしては、この巻で終わってくれてもいいかなあ(笑。
とっても楽しく嬉しくにこにこと楽しませていただきました。

前巻は短編集だったんでしたね。
伯爵と妖精運命の赤い糸を信じますか? (コバルト文庫 た 16-36)
谷 瑞恵
408601193X


本編の前巻はこちら。
伯爵と妖精誰がために聖地は夢みる (コバルト文庫 た 16-34)
谷 瑞恵
4086011336


Comment

ニコ&レイヴン

はい! はい! 私も熱烈(w)なニコ&レイヴンのファンでーす。あの別れが切なかっただけに、ふたり(一人と一匹)が再会できて良かったぁ。うわーん、早く読みたい。図書館本が立ちふさがっていて、なかなか読めません。しくしく。

ご賛同、ありがとうございます。よかったー仲間がいてくれて!

ホントに再会できてよかったですよー。なかなか出てこなかった時は私は泣きそうになりました。リディアも可哀想なんだけど、レイヴンは痛々しいくらいだったから。でも見せ場がたくさんあってとっても楽しかったですよ。
響子さんも早く読めますように。

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