『犬夜叉 13』

犬夜叉 (13) (少年サンデーコミックス)
高橋 留美子
4091255833



読了。

現代日本から戦国時代へとトリップした女子中学生日暮かごめが、半妖の犬夜叉と出会い、四魂の玉の欠片を求めて旅をすることになる。ギャグと因縁と初恋の伝奇冒険ファンタジーシリーズの十三巻目。

夏場の停滞はどこへやらなにか異様な速度でつづきが用意されてゆく昨今。気分的に追いつかなくなってきたので少し間を置いてみようか。などと考えつつもやっぱり続きがはやく読みたい、どっちつかずの曖昧読者は私です(苦笑。

この巻は、前巻からひきつづいての奈落の蟲毒エピソード、奈落にさらわれた桔梗を助けにいって罠にはまり、助けたはずの桔梗にかごめちゃんが四魂の玉の欠片を奪われるエピソード、そして犬夜叉の鉄砕牙を造った刀鍛冶・刀々斎の登場と鉄砕牙を奪いにやって来た殺生丸との対決エピソードの途中まで、が収録されています。

かごめちゃんと犬夜叉と桔梗と奈落の関係はどんどん泥沼化していきますねえ。
とくに桔梗と奈落という人ならぬふたりの存在が、感情を伏せて描いてある分、ストーリーに深みをあたえています。

奈落は絶対的に犬夜叉と敵対しているけれど、その奈落と犬夜叉の間に挟まれた桔梗はじつに複雑なうごきをみせます。敵なのか味方なのか、わからない。犬夜叉への想いはかごめちゃんへの嫉妬心としてときに敵対的な行動をしてみせますが、彼女の真情はもっとべつの次元にあるのだと私は推測しています。なにしろ、彼女は稀代の巫女だったわけですから。

桔梗への思慕断ちがたく半妖と化した奈落も、桔梗に対しては割り切った態度が取りにくい模様。

わー、面白いなあー。

と思う反面、少年マンガとしてはなんとなく居心地が悪いような気もします。

そこで出てくるのが犬夜叉と殺生丸の対決。
こちらにも父親を挟んでの確執があるわけですが、力と技を駆使してのバトル、という点でじつに少年漫画的なエピソードでございますね。

犬夜叉が鉄砕牙を使いこなしていない、という話もまた闘争心を煽る展開。
そのことをズバリと告げる刀鍛冶の刀々斎のおっちゃんがまたいい味出してるんだ、これが(笑。

犬夜叉にくっついてる蚤妖怪の冥加じいちゃん、殺生丸の腰巾着の邪見とか、下っ端キャラクターがでてくると妙に嬉しくなる私でした。

さあ、つづきを予約するぞー。
と、まだデータが更新されていないのか? されていなかった……。

犬夜叉 (14) (少年サンデーコミックス)
高橋 留美子
4091255841

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