『将国のアルタイル 2』

将国のアルタイル 2 (2) (シリウスコミックス)
カトウ コトノ
4063731308



いただいて読了。


近世地中海沿岸風異世界を舞台にした架空戦記マンガ。シリーズ第二巻。

国境を接した二つの帝国の軋轢から生まれるさまざまな出来事を少年将軍マフムートを主人公に描く、政治的駆け引きと陰謀、暗躍、戦闘、戦争などなどの物語です。

オスマン・トルコっぽいトルキエ帝国。
ハプスブルグ朝っぽいバルトライン帝国。

一巻を読んだあとで二巻を読んでさらにいろいろと考えたあげく、下敷きになっているのは小アジアで勃興した頃ではなくおそらくオスマン・トルコの最盛期、東欧の中心ウィーンまで肉薄した時代なのではなかろうかというところにたどり着きました。というわけで一巻の感想は忘れてください(苦笑。

犬鷲使いの少年将軍マフムートは一巻の事件の責任を問われて降格。千人隊長になったうえに無期限の謹慎処分を受けます。
自分の視野の狭さ、至らなさを実感したマフムートは世の中を見聞する旅に出ることに。

これでトルキエ帝国の実態が読者にもわかるのねーと、マフムート君の不幸はそっちのけで
よろこぶ私でした。

いろんな都市との商業的・文化的な交流のようす、庶民の生活など、ひとびとの日常にふれるストーリー展開は私の大好きなものです。

中で前回「出てこないの?」と呟いていたヴェネツィアっぽい「海の都(ヴェネディック)」の名前を発見、ふっと笑ってしまいました。

しかし帝国を統べる皇帝陛下はいまだにご登場なさいませんね。
もしかして皇帝はいないのだろうか。ゴンドールみたいに摂政公がいるとか(まさか)。

今回はマフムートがバルトライン帝国側の工作員と接触、戦闘になるシーンが見所でした。
犬鷲を使ってのアクション、見応えがありますね。
猛禽類がこんなに人慣れするものだろうかという疑問は残りますが、マンガだからま、いーか。

マフムート君の経験値アップの旅はまだ続く模様。つづきが楽しみです。

将国のアルタイル 3 (3) (シリウスコミックス)
カトウ コトノ
4063731480


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