『マーベラス・ツインズ 3 双子の運命』

マーベラス・ツインズ (3)双子の運命 (GAME CITY文庫 こ 2-3) (GAMECITY文庫)
川合 章子
4775806572



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読了。

中国近世を舞台にした武侠小説、『マーベラス・ツインズ』の第三巻。

この巻は前巻から十四年遡り、これまで謎に包まれていた主人公・小魚児の出生の秘密が語られます。

小魚児の父親と母親は何者だったのか。
なにゆえ、小魚児を手放すことになったのか。
小魚児の恩人・燕南天とはいかなる人物か。
何故、小魚児は悪人谷で育つことになったのか。
そして、小魚児と対決する花無缼との関係は。

うっすらと推測はしていても具体的にはわからなかったこれらの謎が、一気に解明される巻です。

ついでに悪人谷に住まう十大悪人のうちの五人が登場。これがまた、ひどい個性の持ち主ばかりでして、しかも情け容赦のないまったくの悪人。

けれどもかれらがいないことには小魚児の個性はできあがらないわけで、どれだけ常軌を逸していてもこの話にとってはたいそう重要な役割を果たしている悪人といえましょう。

小魚児の両親のいきさつは、この悪人達に比べればいたってまともでございます。
移花宮の宮主様がたが桁外れに暴力的なツンデレであるだけです……よね?(苦笑。

あと普通じゃないとおもわれるのは、燕南天さまの運命ですか。
かれの状態を真面目に考えるととてつもない悪寒に襲われそうなわけですが、そういう具体的なことは娯楽小説であるところのこの話ではさらりと描かれているだけなので、深く考えないことにします。

そして、この巻のラストが第一巻に繋がる、というわけですね。

あとがきによれば第四巻はいよいよ十七歳になった小魚児が登場する模様です。
というわけで第四巻を探してみたのですが、みつからず。

代わりに『マーベラス・ツインズ契 1』なるタイトルを発見しました。
なに? つづきなのに別シリーズ扱いなの?
困るなあ、こういうことされると。とぼやきつつ、予約を入れたいと思います。

マーベラス・ツインズ契 (1)だましあい (GAME CITY文庫 こ 2-4) (GAMECITY文庫)
藤田 香 川合 章子
4775806734


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