『ヴァムピール 3』

ヴァムピール 3 (アフタヌーンKC)
樹 なつみ
4063145611



借りて読了。

死者に依りつくヴァムピールと、生と死の狭間にある人間達の葛藤を描く、ホラーサスペンスコミック。シリーズ第三巻。

今回はヴァムピール・男爵の言葉に丸め込まれた伶くんが、一時だけという言葉を信じて完全同化をしたあげく、あやうく本物のヴァムピールと化してしまいそうになるお話。

ヴァムピールと完全同化した人間がどういう変化を起こすか、という具体例が両君の身体を張った体験談で描かれることになります(苦笑。

ここで重要となるのはヴァムピールと同化する→ヴァムピールとして食餌をとる→人間に戻れなくなる、という約束です。
ようするに冥界でものを食べると戻ってこられなくなるという、イザナミやペルセポネーのアレですね。

そこで、魔女の異名を持つ強力なヴァムピールをその身に宿しながらも、完全同化には至っていない笙の存在の謎がクローズアップされてくるわけですね。

ダイナミックな展開で読み手を飽きさせず、ぐいぐいと物語にひきこんでくれるので、読んでいるときには感じないんだけど、読み終えると釈然としないもやもや感の残るお話だなー。

どこが釈然としないのかよくわからないんですが、笙の存在が未だ謎なのと関係があるのでしょうか。
それにストーリーの目的もまだよくわかりません。
三巻費やしていまだに導入部だったらどうしよう、不安だ、というもやもやなのかもしれませんね。

どうやら私は、作品の方向性をはやく見極めたい、と思っているようです。
最近、気が短くなってるなーと自分でも思います(汗。

つづきはまだ連載中……なのかな?

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