『羊のうた 5』

羊のうた (第5巻) (バーズコミックス)
冬目 景
4344800265



借りて読了。

家系に伝わる奇病に冒された二人の姉弟とかれらに関わる人びとの葛藤を叙情的に描く、心理サスペンス。シリーズ第五巻。

息苦しさすらおぼえる千砂と一砂の距離感。
ふたりを見守る人びとの焦燥ともどかしさ。
さらに煮詰まっていく濃密な人間関係に、一石を投じるあらたな存在が現れた。

というところで今回は終わり。
これからは秘められた過去が明らかになっていくのでしょうか。

手に届かないものへの憧れを描くのが切ない物語だという話を先日ネットで目にしました。

それで、この話が切ないのは、それぞれに大切に思っている相手にきちんと存在を認められたい、心を開いてもらいたい、それがなかなか叶わないというひとの心情が描かれているからかなーと思いました。

この話ではその障壁が奇病ということになっているけれど、現実にはいろんな事で人と人とはすれ違うし分かりあえないんだよなー……。

ちょっと疲れた心には辛い話です。

この先どうなるのか、考えただけで辛くなる。
けど先が知りたいので読みます。

羊のうた (第6巻) (バーズコミックス)
冬目 景
434480015X

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