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『おおきく振りかぶって 12』

おおきく振りかぶって Vol.12 (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ
4063145700



読了。

日常の中に野球がある。等身大の高校生たちが躍動する高校野球マンガ。シリーズ第十二巻。

おひさしぶりの新刊です。奥付によると2007年の連載分が収録されているそうな。
……出し惜しみ?

刊行の間隔が長いのでまだ主役たちは高校一年生最初の夏の真っ最中です。
埼玉県予選の試合途中から途中まで。

相手高から事前に研究された西浦高校は初回に三点取られてちょっとした呆然状態。
これからどうやって阿部リードを読んでくる敵の攻撃を凌ぐか、さらに相手の裏をかく攻撃で得点することかできるか、が焦点になってきました。

うーん、おもしろいんだけど、なんかフツーの野球マンガになってきたような。
私はこのマンガの野球だけが生活じゃないよ、というところが好きなんですが、今回は選手以外の活躍が少なかったのでちと物足りなかったです。

私はデータ野球は散々見ている(プロ野球ファン)ので、ここでは高校生らしい野球を読みたいんですよ。

そりゃ、県予選も押し詰まってくればみな相手の読みあいになるのはわかってますが、県立のぽっと出の三回戦くらいでもうその壁に突き当たるのか、という哀しさがふつふつと湧いてきてきてしまいました。

まあ、データ野球をうち破るのは並大抵ではなく、高校生としてのその辺がきちんと描かれているのはやっぱり素晴らしいと思うわけですが。

うん、そうですよね。
大きいのが打てないと見切られた子が、大きいのは打てないなりに工夫を凝らしたりアドバイスを受けてモチベーションを維持しようとするあたりが、高校生なんだ。

これがプロなら、即交代だもんなー。

ピッチャーもプロなら交代させられるところでもずっと投げ続けなければいけない。
これはかなりの精神修養になるだろう。

そうか、ベスト8の壁なんだな。これは。
ベスト8に残れば、準々決勝に出られるんだ。

……そんな修羅場をくぐってきたはずの人びとがなぜプロのマウンドではまったく力が出せないのかが謎ですが。もしかしてこの試合はお前と心中だ、とか言われると精神的に違うのか? ほら、マウンドを降ろされたくないという心が打たれたくないという緊張を生み出してかちんこちんになってコントロールを乱し、四球四球でストライク取りに行ったところをガツンと打たれてさらに打たれつづけるわけだから。いやでも巨大なリスクを抱えてそんな無茶はさせられないよな。とくにどこぞの連敗超特急球団の場合(汗。

話が横道に逸れまくりましたが、やっぱりとてもいろいろ考える材料をくれる楽しいマンガです。

試合の決着とその後の日常を読むのが楽しみですw

おおきく振りかぶって Vol.11 (アフタヌーンKC)
ひぐち アサ
4063145255

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連載始まって以来のピンチ:おおきく振りかぶって12

おおきく振りかぶって Vol.12 (アフタヌーンKC)作者: ひぐち アサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/06/23メディア: コミック おおきく振りかぶっての第12巻。 前巻で予感させられていたように、西浦高校は大ピンチを迎える。
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