『のだめカンタービレ 22』

のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子
4063407497



読了。

ピアノの天才だけど音楽的な欲のないのだめと、音楽エリート千秋先輩の、クラシック音楽コメディーマンガ。シリーズ第二十二巻。

今回は、ミルヒーの毒牙にかかって電撃的にデビューしてしまうのだめのエピソード。
やはりのだめは天才だったんだと思いました。しかも、衝撃的なあまり聴く人の反応のやたら激しい類の、超天才アーティスト。

のだめのデビュー演奏はたいへんな迫力でした。
マンガだから音はないのだけれど、音がないからこそ想像でどんどんレベルを高くすることが可能なわけですが、でもそれだけものすごいんだーということを想像させる画面をつくるのもそうとうレベルが高いんだと思います。感動しました。

しかし、こんな超才能を着実に開花させるために音楽を探求する楽しみを植えつける小さな積み重ねを続けてきたのはオクレール先生なのに、ああ、ミルヒーったら道半ばの小娘を自分の精力剤なんかにしてしまって……。ミルヒーも所詮は自分本位な芸術家って事なんだろうと思うけど、罪ですねえ……。

のだめにはたぶん理想とする音楽がないんですね。
その場その場の感情と欲求に浸って奏でつづけてきて、それでいいじゃないというスタンス。
それを千秋先輩のオーケストラと共演するという目標に置き換えて頑張ってきたけれど……。

のだめに音楽に対する探求心はついに生まれてこないのでしょうか。理想への道のりは見えないままにここで終わってしまうのでしょうか。

すっかり落ち込んでしまった千秋との今後はどうなるのでしょうか。

次巻の予告がすごーく気になります。千秋パパの登場でなにかがかわるのか?!

クライマックス間近、どきどきしながらつづきをお待ちしています。

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