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『海獣の子供 4』

海獣の子供 4 (IKKI COMIX)
五十嵐 大介
4091884709


読了。

人と海と宇宙のつながりを壮大なスケールで描く、海洋ファンタジーコミック。シリーズ第四巻。

少ない言葉を補完してあまりある圧倒的な画力による臨場感で魅せる、世界の大きさ豊かさと神秘が印象に残るマンガです。とくに登場人物たちの透明な目にインパクトあり。

静かに興奮しながら読みました。

物語は佳境に入り、ヒロイン流花たち主要な登場人物はそれぞれの人生の波間に流されていっている模様。これまではひとつひとつの出来事が驚きの連続でしたが、この巻ではその出来事のつながりと全体とにひとつの解釈が与えられようとしていると感じました。

鯨たちのソングが響きわたる大きな世界。
人間にとって海が異界なら、海の物にとっては陸地が異界。
でも二つの世界はたしかにつながっている。
生と死によって。死と生によって。

積み重ねられる過去のエピソードと、動いているいまの出来事。
交互に描かれる物語の全体を、なにか大きくて神秘的な物が覆っている、というか浸している? 心地がします。

海女として育った流花の母親の物語が提示されたときに、この話は転回点を迎えたように思います。

生まれる前の記憶を持つ子どもたちの発言にはどきりとしました。

いったい、海は地球は宇宙は、何を生み出そうしているんだろう?

物語は次巻で終幕を迎える模様です。
どきどきしつつ冷静に、つづきを待ちたいと思います。

海獣の子供 1 (IKKI COMIX)
4091883680

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