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『竜の夢見る街で 2』

竜の夢見る街で (2) (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)
縞田 理理 樹 要
4403541429



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現代イギリスを舞台にじつは○○○○の美青年とかかわったフラットの下宿人たちのどたばたを描く、アーバンファンタジー。シリーズ第二作。

超絶美形青年キャスパー・ランプトンは、かれが出会った小鼠こと駆け出し記者コリン・アトキンスが長年求めていた人物なのではないかと疑い、確かめようとコリンの下宿するフラットを訪れた。ところがコリンは不在。自作料理の試食をたのむ無害そうな青年にひどくまずい料理を大量に食べさせられて人事不省の睡眠状態に陥ってしまう。眠るランプトンの姿を見たフラットの住人エレンとトッドは、自分の目を疑った。ランプトンの寝姿にはドラゴンが重なって見えたのだ。目覚めたランプトンはコリンを待たずに帰っていった。エレンとトッドはランプトンの正体を探る手がかりとしてコリンの後を追跡する。



現代に生きる魔法の生き物が長い年月を待ち望んでいた人物は、呪いを解いてくれる人の生まれ変わりだという。

果たしてランプトンのめざすべきはコリンなのかどうなのか。
ランプトンの懊悩をよそにかれの正体をめぐってフラットの住人達が大活躍する第二巻でした。

対人恐怖症のエレン・セインズベリと売れない作家を装いつつもじつはベストセラー連発ロマンス作家のトッド・バーナックル。そして無邪気にまずい料理を作り続ける料理人アーウィン・カーライル。いずれも一癖ありつつ愛すべきキャラクターでたいへん愉しかったです。

私のお気に入りはやはりトッド小父様。自作の無鉄砲な姫君を護る中年騎士になぞらえてわくわくしている姿が得も言われぬ可愛さですw

コリンは相変わらず猪突猛進のおバカ。でもかれが勝手なことをして話が転がるという展開なので許します。それにマックユーザーだし。というか一巻ではランプトンにほいとMacBookProを買ってもらってて超絶羨ましかったのですが、今回はiPodしかでなかったのでちと不満(オイ。

でも究極に楽しかったのはランプトンの寝入っている姿でした。
なんというか、生き物としての幸せをむさぼっているというか、本能に忠実というか、周囲なんかまったく気にしていないねというか、じつに無防備な寝姿に豪快ないびき(笑。
無敵の○○○○だから当然なんでしょうが、ここまで緊張感なくねむる生き物の姿って……幸せな気持ちになりますねぇ。

このあともランプトンの行動は実に○○○○らしくて、前巻でのまだ正体がわからないうちに進んでいた部分も読み返したらさぞかし楽しかろうなーと感じました。
いちいち○○○○の部分がおかしくて、もう、にやにやしまくりでした。

超絶美形という設定がさらに笑える要素になってますね。

実際イラストに描かれたランプトンはほんとうに美しい。
お話ではその美しさが物語に有機的に絡んでいて、たんに美形であるという以上の効果になってるところがいいなあと思います。

ランプトンを育てた魔術師はいったいどういう力を持つ存在だったのかなー。

ラストでえっ? とひっくりかえったので、思考があちこちにさまよい気味です。

シリーズは次巻で完結だそうですが、いったいどういう展開になるんだろう……どきどきしながらつづきをお待ちしています。

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