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『マギの魔法使い エメラルドは逃亡中!』

マギの魔法使い―エメラルドは逃亡中! (角川ビーンズ文庫)
瑞山 いつき
4044497117



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読了。

世界の支配者であり調停者であるウィザードの存在する異世界で、次代のウィザードを選出する役割を与えられた若き白魔女の災難つづきの冒険を描く、異世界ファンタジーシリーズ開幕編。


偉大な白魔女の曾祖母を失って十日後、白魔女見習いのエメラルドは突然誘拐されて飛行船の船内で目覚めた。彼女をさらったのはカルロス率いるとある組織。どうやらエメラルドの持つ《宝石》とやらが目当てらしい。ところが飛行船は攻撃を受け、エメラルドはそれまで見たこともなかったパラシュートというもので中空に飛び出すことになった。カルロスのつけた従者のトトとともになんとか無事に地上に降り立ったエメラルドは、見渡す限りの畑の中でウォレスとなのる不思議な若者と出会う。




『オズの魔法使い』の人物関係を下敷きにした設定に、逆ハーレムの要素を盛り込み、リアリストな若き白魔女の冒険をジェットコースター並みのスピード展開で描いていくお話です。

展開が速いうえに登場人物が多くて、それもきちんとキャラだった人びとばかりなので、ストーリーの流れの中でいろいろすばやく呑みこまねばならない事が多く、ついていくのがけっこう大変でした。

この展開の速さ、キャラクターの主張っぷり、じつにラノベだなーとしみじみした。
ヒロインに共感して読むのではなく、ストーリーの疾走感を味わうべき作品なんでしょう。

事情を呑みこむまでがたいへんで、後はめくるめくように話が進み、あれっと思ったときにはもう終わってました。

男性キャラがそれぞれにフェロモンを発しているところばかりが印象的だったなー。逆ハーレムだからか。そうなのか。

私としてはこの世界での魔法のありかたとか白魔女の設定とかが興味深かったです。
もうすこし生活感があったり世界に広がりがあったりするともっと嬉しかった、と思う私はこの本のよい読者ではなかったです。

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