『娚の一生 2』

娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)
西 炯子
4091326382



借りて読了。


祖母の死をきっかけに五十一歳独身大学教授と同居する羽目に陥った、三十代半ばキャリア女子の微妙な女心を日常のなかで描く、ほのぼのシリアスラブストーリー。シリーズ第二巻。

ほんのちょっとしたエピソードで心のひだを描くのが上手いなーと、思います。
一巻の感想で、なにか否定的なことを書いている印象を持たれたかも知れませんが、このマンガ自体はとても完成度が高く、面白い、と思ってます。
ただ、私の共感できるシチュエーションでない、というだけ。

この巻では、一巻で中年と初老の間の年齢の男としての幻想度のとても高かったカイエダ氏の過去が垣間見える展開で、それはそれでドリーム度も増したような気がするけれども(汗)、とりあえずキャラクター存在としてのリアリティーはちょっと上がったかなあと思います。

この年齢になって子供の時の過去を持ちだされるのはどうかな、という気がしないでもないんですけれどもねえ……。

とりあえず、帯と合わせて五百万の和服を無造作に買ってくれちゃうあたり、ヒロインに対してかなり本気なのかなあと思わされます。しかもそのことをまったくいわないあたりはかっこええかも。

器としては大きいですよね。
懐も深い。

そういう人物が未だに独身のまま生きている現代日本の日常、というのが信じられない私をどこまでひきこんでくれるかがすこし楽しみになってきました。

とはいえ、既刊はここまで。
つづきを借りるかどうかは提供元次第でございます。

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