『鋼の錬金術師 24』

鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)
荒川 弘
475752742X



借りて読了。


近代的な科学技術とともに錬金術の発達した異世界で、禁忌を犯したために悲劇に見舞われた兄弟錬金術師と、かれらをとりまく人々の、異なる価値観を持つ巨大な存在との戦いを描く、アクションファンタジー。シリーズ第二十四巻。


終章に入ってから何巻になるのでしょうか。

ずっとテンションの高い展開つづきで、うおーと心の中で叫びながら読み続けているわけですが、肝心のストーリーをほとんど忘れ切っちゃってるというのは読み手としてどうなのかと、深く深く反省する巻でした。

肉体的にも精神的にもつぎからぎへと戦って戦って戦い続けているキャラクターたちは、絶対に戦いそのものの意味とか行為によって自分が何を求めているのかとか、忘れてないだろうというか忘れるはずがないと思うのに、私と来たらなんか傍観者みたいにぼーっと今この瞬間、目の前で起きている事柄にしか集中できていないんですよね~。

やはりこういう大作は既刊をかたわらに置いて読むべきであるとつくづく感じてしまいました。

キング・ブラッドレイが現れたとき、その場の人々の驚きがぜんぜん理解できなかったもんな……(汗。

でもアームストロング姉弟の活躍を読むのは楽しいし、エルリック兄弟のとーちゃんのシーンはぞくぞくしたし、キング・ブラッドレイと強欲くん+リンの対決シーンはわくわくしたし、老兵の活躍には目頭が熱くなりました。

これだけ楽しいのに基本線を理解できないなんて、なんてもどかしいんだろう。
自業自得なので致し方ありませんがね……。

ちょっと気になったこと。
途中から絵の密度が下がったような気がした。
密度が下がったんじゃなくて、線がほそくなったのかなと見直してみて思いました。
ペン先を変えたとかいうような理由ならいいのですが、手を酷使してのことだったらと、外野なのに心配してしまいます。
力強い線も、このマンガを形作る大きな要素だと思うので。

つづきをお待ちしています。

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