『バガボンド 10』

バガボンド(10)(モーニングKC)
井上 雄彦 吉川 英治
4063287556



借りて読了。

江戸時代の剣豪・宮本武蔵の若き日を描く時代アクションコミック。シリーズ第十巻。

柳生の元締め(?)柳生石舟斎と仕合うために弟子のトラブルを利用するなんて、武蔵のくせにっ。
とか叫びつつ読み始めた十冊目です。

石舟斎が病を患う老人であることは武蔵の意識にはまったくなくて、とにかく強い柳生と戦って自分のつよさを確かめたいの一念だけなんだということが、よくよく伝わってくる一冊でした。

武蔵の前に立ちはだかる柳生の四高弟の眼には、なんとむちゃくちゃに男だろうと映っただろうなー。じっさいそう描いてあるし。

四人と武蔵が戦うシーンは、とてもスリリングで肉体的な重量感にあふれて、ドキドキしながら読みました。
武蔵の行動に驚く四人がいちいち楽しかった。
破天荒な男、武蔵の存在の際だつシーンでもありました。

しかし、そのむちゃくちゃはやりたって戦いに昂揚してほとんど狂戦士化している武蔵が、おつうちゃんに会ったとたん日常感覚を取り戻すところが、今回のワタシ的な読みどころでした。

おつうちゃんがいるから武蔵は人間でいられるのですねえ。

ただのニアミスにならず、ちゃんと言葉を交わしてくれたのがよかったと思いました。

ということでつづきも借りて読みます。

バガボンド(11)(モーニングKC)
井上 雄彦 吉川 英治
4063287637

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