『エロイカより愛をこめて 36』

エロイカより愛をこめて 36 (プリンセスコミックス)
青池 保子
4253194567



読了。

美術品専門の泥棒伯爵エロイカと、NATOの情報将校少佐たちが繰り広げる国際陰謀サスペンスコメディーコミック。シリーズ第三十六巻。


この巻は前巻よりひきつづいての「聖ヨハネの帰還」エピソードパート2です。

たしか伯爵たちがネットの闇オークションでみつけた聖ヨハネ像から導かれてビザンチンの象牙トリプティックを盗む計画を立て、イタリアへ飛んだところ、ロシアの武器密輸ルートを追っている少佐の部下達とニアミス、というところまでだったように思います。ちと前巻が見つからないのでそのあたりはなんとなく……(汗。

伯爵を見つけてしまったGとZのやりとりが笑えるw
女装が全然ばれない伯爵とG。つぎつぎに変装を変える伯爵。あいかわらずというかどんどん常軌を逸していくジェイムズ君。伯爵を追う謎の市民組織の登場。

息をつく間もなく展開するストーリーにいちいち絡むお笑いがとても楽しいです。

しかしなんといっても今回のハイライトは仔熊のミーシャの登場シーンかとw

ロシアの武器密輸事件なんだからかれが出てこないわけはなかった……けど、この方も相変わらずで圧倒的な迫力のわりにどこかぬけているw

密輸されている小銃がどうやらカラシニコフらしいとか、バブル崩壊後にどんどん撤退しているロシア企業とか、現代的な世界情勢をおりまぜつつのスパイ戦はリアリティーたっぷり。なのにどうにも笑いのとまらない話になるのはやはりキャラクターの個性がずば抜けているからだろうなあ。

イタリア国家警察のジュリアー二との因縁とか、長いシリーズならではの人間関係もフル活用で、ほんとうに奥深いコメディーです。

さしあたって笑い要素以外で私が気になっているのは、象牙トリプティックの謎と正教会の秘密結社の狙いです。

すべてを集めると何かいいことがあるのだろうか?
銀なら五枚、金なら一枚?>いや、象牙だから。

つづきもお待ちしていますw

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