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『聖なる花嫁の反乱 5』

聖なる花嫁の反乱(5) (KCデラックス)
紫堂 恭子
4063758656



読了。

神に捧げられる九番目の花嫁として選ばれた少女が、追放された恋人を追って楽園エーレを出て厳しい現実に立ち向かう、異世界冒険ファンタジー。シリーズ第五巻。

サド貴婦人に囚われていたリオンとかれを救い出した流れ者のヴァンの逃避行とヴァンの背景にあるある事実。
神の花嫁を追う各国の傭兵部隊を逃れてエーレの末裔の村に連れていかれたエリセが直面する、神の花嫁の真実。
エリセを連れ戻す命をおびて楽園を出た神官ザディアスの苛酷な回想。

いろんな話が同時進行でしたが、だんだん共通したひとつの事項によって収束しつつある感じ。
かなり佳境に入ってるようなのですが、このシリーズには一応の完結マークがついてます。
そのことについては購入時の記事にも書きましたが、出版社を移動して継続される模様です。
こんなところで終わったら、はっきりいって非難ごうごうだ。
よかった、続いてくれて、というのが正直な気持ちです。

それはそれとして、このマンガ家さんのお話は伏線の張り方が抜群に上手いよなーと思います。
そしてその伏線が感情的なものではなく、物語世界の根幹に関わっていたり、ストーリーの鍵となる部分だったりする、システム的な部分なのが印象的です。

この話の場合は、神話伝説のある部分。
途中で欠けてしまったのか、あるいは故意に伝えなかったのかわからないけれど、その部分が謎解きとともにバラバラだったキャラクターをあつめる役割を果たしている。
いつもより関わる人数が多い分、期待も高まろうというものです。

このシビアーな状況下で、つねに前向き、元気いっぱいのエリセのキャラクターは、ヒロインというよりヒーローといった趣がありますね。

登場するキャラクターには過去作品の面影が垣間見えるものが多いのですが、アレンジと配置が絶妙であるのと、なんとなく作者による二次創作みたいな感じが味わえるのとで、私にとっては楽しい部分だったりします。えへ。

このあと、きっと遊びもなくクライマックスへと突入するんだろうなあ。
そういう作風なんですよねこの御方は。
唯一、サド貴婦人の役割に疑問があるんだけど……えーとあの方にも痣があったりしましたっけ?

つづきはフレックスコミックのサイトで2010年夏頃から連載開始されるそうです。
期待しながら待ってますw

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