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『ピアノの森 17』

ピアノの森(17) (モーニングKC)
一色 まこと
4063728811



恵まれない環境に育った天才児・一ノ瀬海とかれの周囲に居合わせたひとびとのピアノへの情熱を描く、音楽コミック。シリーズ第十七巻。

海くんが衝撃的な公式デビューを果たしたショパンコンクール一次選考を終え、この巻は二次選考の開始までが収録されています。

今回印象的だったのは、地元で圧倒的に遊里と思われていながら一次を通過できなかったアダムスキと雨宮君の邂逅と、阿字野先生の圧倒的な演奏を再現するパン・ウェイの壮絶な過去話。

アダムスキの選曲の意図は選考委員にまったくつたわらなかったわけですが、かれとかれのお師匠様のゆるがぬ信頼関係に安堵いたしました。

絶望のどん底にいるのにアダムスキの雨宮君へかける言葉の思いやりに満ちていることにも。
懐の深い、よい男ですねえ。

パン・ウェイの子供時代のあまりの凄惨さには言葉を失いましたが、このときのかれの姿が愛らしくて画面を救ってくれました。
阿字野先生の演奏は、かれの大きな希望になったんですね。
この小僧が、このパン・ウェイに成長するだろうかという疑問も芽生えましたが、驚くほど変化するのが人間だと思うことにいたしますw

二次選考は始まったばかり。
雨宮君を見守る雨宮父の葛藤をも呑みこんで、おのれの最高の演奏を披露するための舞台は続きます。

選考側の様々な思惑までがドラマに波乱をもたらしていく、コンクールとは壮大なドラマなんだなあと感じ入りながらつづきを待ちたいと思います。

海くんの演奏が待ち遠しいです。

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