『鋼の錬金術師 25』

鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)
荒川 弘
475752840X



借りて読了。


死者を甦らせようとして禁断を侵したために、肉体の一部と弟の体を失った少年錬金術師を主人公に、世界を支配しようとするホムンクルスと人類の戦いを描く、アクションファンタジーコミック。シリーズ第二十五巻。

硬質で力強い描線で描き出される骨太な画面。スピード感あふれるアクションシーン。魅力的なキャラクター。それらを周到に構成されたストーリーに集約させて圧巻の物語も、クライマックスにさしかかってきた模様です。

いや、一巻丸ごとクライマックスの途中、というかんじですね。
息をする暇もない怒濤展開の連続です。

どのシーンにも重みがありますが、今回の一番の山はアルフォンスのシーンでしょう。

大きく荘厳な扉のある白い空間。
あそこはたぶん生と死の狭間。あるいは境界。

今回はこの扉を幾人かが見ますが、アルフォンスほどここに思い入れのある人物はいなかったと思う。

あっというまに過ぎてしまったけど、あのシーンは深く心に残りました。
アルはもう一度あそこで自分と再会できるのだろうか。


ところで、この物語世界では、生と死の間には白い空間=空白しかないのでしょうか。
そういえば、この世界には神様がいないような。
宗教というものの存在もあまり感じないような。
しいていうなら錬金術がそうなのかしら。
うーむ。

雑誌連載ではまさにストーリーが最終回を迎えようとしているところのようです。
ということは、次巻で完結?

どうかみなが幸せな結末を迎えられますようにと祈らずにはいられません。
不可能っぽいけれど(苦笑。

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