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『身代わり伯爵の潜入』

身代わり伯爵の潜入 (角川ビーンズ文庫)
清家 未森 ねぎし きょうこ
4044524068


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いただいて読了。

元気な女の子とヘタレ貴公子の近世ヨーロッパ風異世界冒険ロマンスコメディー、シリーズ第六巻。


リヒャルトに耳飾りをわたしそびれたミレーユは、義賊ランスロットこと幼なじみの奇術師しかしてその実態は異能を持つ神官ヒースに誘拐されてしまう。自分の活動動機を明かしたヒースに、ミレーユはリヒャルトの助けになれるかもしれないとそのままくっついていくことにする。ところが、ヒースの雇い主は約束の場所におらず、ミレーユはいまは亡きリヒャルトの従姉妹サラと間違えられて殺されそうになる。いっぽう、リヒャルトはかつての側近ウォルター伯にミレーユの身柄とひき換えに間違いなくシアランの大公位を目指すことを脅迫されるが、その会談中にミレーユの行方不明を知らさせて激怒する。




風雲急を告げる急展開……のはずが、なんだろう、この的外れな形容詞(苦笑。

リヒャルトに置いていかれてショックだったミレーユは、それでもリヒャルトを放っておけず、なんとか役に立ちたいとない知恵を振り絞ってそれはもう一生懸命に視野狭窄な猪突猛進を繰り返しておりました。

ちょっと、無謀にもほどがあるよ、すこしは身に危険を感じなさーい!
リヒャルトならずともハラハラしますね、この無鉄砲っぷり(汗。

川に流されて意識を失ったのは不可抗力とはいえ、なぜそこでそんなところに潜入を決めるのか。
まったく性別を怪しまれないのもどうかと思いますが、確実に身元を不審視されていることにも気づかずに、ああもう……。

フレッドの言う「元気もりもり」で負けず嫌いの本領も発揮。
どんな窮地でも仲間はずれになりたくないとしがみついていく執念にはあきれ果てましたw

リヒャルトがぶち切れたのも無理はないです。
かれの場合ぶち切れたその後が問題でしたが。

それにしてもこれだけさんざんそういう意味の言葉を撒き散らしておいて、それでもまだ「好きかどうかわからない」とは、これにもあきれ果てたよミレーユ……

この話、毎回じらしてかわすラヴシーンが山場になってるわけですが、今回のはかなり糖度が高かったですね。
このシーンを盛り上げるためのさまざまな仕掛けに毎回感心します。
おばかなエピソードとシリアスな構成力がすばらしい。

そしてミレーユという女の子のキャラクターも素晴らしい。
リヒャルトの狼藉を嫌だと思わなかったくせに、なんでいきなり方向転換してそっち方面に走るのでしょうか。
その一文におもわず吹きましたよ。

もうリヒャルトは観念したほうがいい、そう思いましたしみじみとw
サラ嬢の言われたとおり、かれは女の尻に敷かれるタイプなのです、あきらめなさい。

今回は、文句を言いつつミレーユの面倒を見てくれるルーディーの、げんこつシーンがお気にでした。
ヴィルフリート王子、あいかわらずお約束展開ありがとうw
ヒースの本名ヒースクリフに笑い。

アニキとして舎弟まで持つようになったミレーユの進撃はどちらに向かうのか。
次巻ではシアラン騎士団でのお守り役ロジオンくんの辛抱強さが試されるような気がしてなりません。

さあ、続きを読むぞー。


身代わり伯爵の求婚 (角川ビーンズ文庫)
清家 未森 ねぎし きょうこ
4044524076

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