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『ミストクローク 霧の羽衣 2 古からの声』

ミストクローク―霧の羽衣― 2古からの声 (ハヤカワ文庫FT)
ブランドン・サンダースン 竹井
4150205248


[Amazon]

読了。

緻密な設定と豊かな物語性、切れ味のあるアクションで描く壮大な異世界ファンタジーシリーズ。三部作の第三部、第二巻。

毎回おんなじことを叫んでいる気がしますが、面白いです!

支配王の抑圧から逃れてあらたな秩序を構築しようとしたのもつかの間、迫る世界の終末に向かいあうことになった主人公たち。

皮肉なことに、支配王の足跡を辿り直すような道を歩むことになってしまった、苦悩葛藤。
それでも対処しなければならない問題が山積で立ち止まることは許されない。

解き放たれた破壊神による巧妙な罠。表立たない保存神はなにをしているのか?

謎が疑心暗鬼を呼び、思わぬ所の大きな落とし穴に足を取られ、募る焦りに冷静さがどんどん失われていく。

巧妙に張りめぐらされた伏線が緊張感と興奮をいやましていく、話運びのいけずっぷりがどうしようもなく快感ですw

あきらかになった血金術の詳細が、この巻の肝かしら。
コロスとカンドラと尋問官の関係を知って、うはーと思いました。
ほんとうにこのシリーズの設定は理屈ぽく、システマティックですね。

スプークの理由もそれで説明できる……ような気がしますが。
でも、あの信仰の中心となった人物は、破壊神の罠なんだろうか、それとも違うんだろうか、どきどきw

終末迫る世界の悲嘆と無力感に満ちた情景の中で、エレンドとヴィンがすごすつかの間の幸せが、とても大切でいとおしく、もういちどこんなシーンが描かれてもおかしくない状況がどうぞ訪れますように、と願わずにはいられません。

つぎはとうとう完結編です。
はやく読みたい、でも終わってしまうのがちょっと寂しい。
そんなわたしの気分を察したかのように、予約は混み混み状態(苦笑。
手に取るまで少し時間がかかりそうです。
それまでに内容を忘却してしまわないように頑張ります。

ミストクローク―霧の羽衣〈3〉永遠(とわ)の大地 (ハヤカワ文庫FT)
ブランドン サンダースン Brandon Sanderson
4150205272

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