スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『GOSICKs IV 冬のサクリファイス』

GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐ (角川文庫)
桜庭 一樹
404428119X


[Amazon]

借りて読了。

1940年代前半ヨーロッパの小国ソヴュールの寄宿学校を舞台に、囚われの天才少女と日本人の少年のかかわりをミステリ仕立てで描くシリーズ。番外短編集の第四巻。


プロローグ
第一話 白の女王は君臨する
第二話 黒の僧侶は祈りを捧げる
第三話 黒の女戦士は駆け抜ける
第四話 騎士はちいさな姫にかしずく
第五話 忠臣たち
エピローグ



『GOSICK VII 薔薇色の人生』の後を受けて最終章までのカウントダウンと、今までのおさらい&裏話的な短編が並ぶ、かなり微笑ましい巻でした。

クリスマス前夜、聖マルグリット学園で恒例の人間チェスゲームのどたばたのなか、挿入されるように語られる主にヴィクトリカとグレヴィール警部の兄妹の過去エピソードがかわいくて楽しい。

グレヴィールさんはなんだかんだいってとってもかわいい御仁ですねえ。
いくら苦境を救ってもらったからって、あんな理不尽な約束をくそ真面目に遂行し続けるあたり、馬鹿正直ともいえるかもw

とばっちりを受けたイアンかエバン、いい出会いがあるといいなあw

それにくらべてブロワ侯爵の非人間的な事。
このひとは徹頭徹尾悪役なんでしょうけれど。コルデリアにした仕打ちもヴィクトリカの生い立ちに関しても、かれの行為はまったく理性的でないし、非合理的です。
本当に灰色狼を武器としたいならば、きちんとした環境でもっと大切に扱って手なづけた方がなんぼか効率が良いと思うんだけど、いったいどういうふうに生きてきた人物なんでしょうね。理解不能です。

そもそも話の肝である灰色狼のものすごさというのも、いまだによく体感できないのですよね……。

アニメを見ていても、やっぱりこの話は根本的な設定に無理があるんじゃないかなと漠然と感じました。ミステリとしてもわたしが微妙な気持ちになるくらいなので、これでいいのかなあという気が;

でも小ネタの続く展開やキャラクターはとても楽しいのですよね。
ヴィクトリカと一弥の絆には、胸がきゃんきゅんします。

……このシリーズ、ラノベレーベルのままの方がよかったんじゃないかしらん。

今回、人様にお借りして『秋の花の思い出』『薔薇色の人生』これとつづけて読んだのに感想を書くのを忘れてました。しかも、読んだ記録までつけ忘れてました。暑さぼけです。

しかたないので感想はこの巻だけにさせていただきます。
じつは先の二冊、あんまり印象に残ってないのです……orz

すでにシリーズ完結編の上巻が刊行されていますね。
アニメの終わりとどう違うのかに興味津々です。

GOSICKVIII上‐ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)
桜庭 一樹
4044281211

Comment

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。