『別冊 図書館戦争 I』

別冊 図書館戦争〈1〉
有川 浩
4048670298


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読了。


言論統制が厳しくなって本狩りが現実になった近未来。武装した図書館で戦闘職として頑張る女の子の恋と成長を描いたシリーズの、番外編その一です。

タイトルの「別冊」は少女マンガ雑誌によくある「別コミ」「別マ」とおんなじ意味だそうです。
中身はこれ全編少女マンガ的なラブストーリー。しかも、本編でラストは約束済みなので、これでもかこれでもかと砂糖攻めのようなラブラブ展開。

これは……男性には読めるのでしょうか……;

時系列的には、第四巻で本編からいきなり時間がすっとんだエピローグまでになにが起きていたのか、という部分です。

つまり郁が堂上教官とつきあいはじめてから結婚に至るまでの、爆笑経過観察。
ちゃんと図書隊で事件を解決してますが、あくまでメインはふたりのラブラブです。
二十六歳・純粋培養乙女・茨城県産の郁の、ひとの想定の斜め上をいく脊髄反射な行為に大笑いさせてもらえます。

職場の仲間は愉快だし、堂上教官の家族は楽しいし、郁は相変わらず猪突猛進だし、いやーおかしかったです。

スポーツブラの顛末には笑い転げました。

いっぽうで、わたしは柴崎と手塚の、本人たちは言われたくないだろうのろのろ恋愛経過を興味深く見守っておりましたw

郁と堂上はお互いに「相手が自分を好きなはずがない」と思ってて進まなかったのですが、柴崎と手塚はお互いに「自分が相手を好きなはずがない」と思ってるようなので、さらにひねくれた面倒くさいことをしまくってて、そこが笑えます。このふたりは主役ふたりを笑えないと思うぞw

あと、手塚の犬ぽい性格もツボ。
女の子のエスコートの仕方に文句を付けられた後で、ひそかに「よし、覚えた」wとか思ってるとこがかわいいー。

対して、柴崎は猫ですねー。
自分の気分でなでてみたり突き放してみたり。
ときに自分が予想外のことをしてることに気づいて、慌ててみたりw

別冊の二冊目はこのふたりがメインらしいので、いまからものすごく楽しみにしています。
手塚兄がもっと出てきてくれたりするといいなー。
柴崎に気があるようなそぶりをして、弟を大混乱に陥れたりとかw

ところで、別冊1は待ちきれなくてハードカバーを借りて読みましたが、世間的には文庫がもうでています。

別冊2文庫ももうじき出ると思います。わたしは予約順がくるのを首を長くして待ってますw

別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)
有川 浩 徒花 スクモ
4043898096


別冊図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6)
有川 浩 徒花 スクモ
404389810X

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