『マジで危ない九死に一生? フルメタル・パニック!』

フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?
賀東 招二 四季 童子
4829136685


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読了。

SFミリタリーアクションコメディー、「フルメタル・パニック!」シリーズの学校生活もの短編集、第九弾。

昨年完結した「フルメタル・パニック!」の本編終了前に雑誌掲載された短編二作、終了後の二作(うち書き下ろし一作)を収録した短編集です。

収録作品は以下の通り。


与太者のルール(前編)
与太者のルール(後編)
ご近所のサーベイヤー
つぶらなテルモピュライ
テッサのお墓参り

あとがき




サバイバルゲームでかなめと宗介が対決する「与太者のルール」。
かなめの住むマンションのゴミ管理人を巡る人情話「ご近所のサーベイヤー」。
ボン太君大活躍のふもふもどたばたコメディー「つぶらなテルモピュライ」。

どれも以前のままのおばかテイストにあふれていて、なおかつしんみりとさせてくれたり(ご近所)、元気の出るお話でした。


異色なのは、「テッサのお墓参り」。

タイトルのまんま、テッサがアルを作った友人バニのお墓参りをする話です。
本編終了後、どれくらいの期間が経っているのかは不明ですが、三ヶ月くらいは経過しているのかなとなんとなく。

マオやクルツ、そのほかの仲間の消息がほんの少しわかったりします。
というか、マオ姐さん! いつのまにそんなことに!w

バニは本編ではほとんど「アルを作った天才」としか説明されてなかったのですが、この話でひととなりがわかって、本編にももう少し出てきても良かったんじゃないかと思ったりもしました。

なにしろ、アルはフルメタの副主人公ですからw

でも、そのアルの誕生にまつわる人物のエピソードがテッサの成長した姿とともに描かれるこの話、シリーズの掉尾を飾る話としてはとてもよかったなあと思いました。

正直、主役二人の後日譚も読みたかったですけど、たしかにわかりきってることでもありますしねえ……w

これを読んでついまた本編最終巻を読み返したりしてしまいました。
で、グルーゾーさんは秋葉原に住んでるのかなあ、とか想像したりしてましたw

陣代高校を舞台にした短編集はこれで終わりだそうですが、あとがきによるとまだサイドアームズとしての話は書く気はあるそうなので、それを楽しみにしたいと思います。

それから、本編終了十年後を舞台にした、作者監修のスピンオフシリーズが開始されています。

フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫 か 3-4-1)
大黒 尚人 四季 童子
4829136693

主人公は陣代高校の男子校生。ASを駆るのが女の子? という本編とは逆のキャラクター配置のお話みたいです。

長編シリーズの開幕編はこちら。
戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
賀東 招二 四季 童子
4829128399


短編集の第一集はこちら。
放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)? (富士見ファンタジア文庫―フルメタル・パニック!)
賀東 招二 四季 童子
4829128577

Comment

No title

短編集も面白かったですが、それよりもフルメタアナザーの方が良く出来ていたかなって思います

23さん、こんにちは。

> 短編集も面白かったですが、それよりもフルメタアナザーの方が良く出来ていたかなって思います

アナザー、読まれたんですね。
そして面白かったのですね。
わたしもますます読んでみたくなりました。

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