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『恋のドレスと薔薇のデビュタント ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』

恋のドレスと薔薇のデビュタント
青木 祐子
4086007940

[Amazon][bk1]

読了。

移動中の二冊目。

乙女の愛する美しさ華やかさ愛らしさ繊細さと、かろやかなストーリー展開が読んでいて楽しい一冊でした。
あー、面白かった。
それに、このシリーズはイラストも可愛くてすきです。カバーのカラー絵もきれいですけど、挿絵のモノクロが繊細で美しいなと思います。これって鉛筆画でしょうか。


ところで。
無駄なくなめらかにストーリーを進めるには、どんなに陶酔的な話でも、書き手は読み手のように物語に没入していてはいけないのだなーと最近実感しています。

それと同時に、もしかすると、普通の人はつねに没入などしないで話を読んでいるのかもしれないと最近思い始めているのですが。実際はどうなのでしょうか。

私が面白いと感じてきた物はたいてい息が止まるかと思うほどのめり込んで読んだもので(ちと大げさ;)、のめり込んだ深さが面白さのバロメーターみたいに思っていたのですが、歳を食うに従いそれとはべつに、最初から最後まで距離を置いて読んでも面白い、というかそうしたほうが面白い作品もあるなと思うようになって今に至るわけですが(でも基本はやっぱり没入なんですが)。

それってもしかしたら遅きに失した認識で、世間ではむしろそちらのほうが普通の読み方なのかも、と気づいたらちょっと愕然としたのでした。

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