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『血は異ならず』

血は異ならず
血は異ならず
posted with 簡単リンクくん at 2007. 1.12
ゼナ・ヘンダーソン著 / 宇佐川 晶子訳 / 深町 真理子訳
早川書房 (1982.12)
この本は現在お取り扱いできません。

[Amazon][bk1]

読了。

人類にまぎれて暮らす異能を持った異星人〈同胞(ピープル)〉たちをえがく連作短編集。
前作『果しなき旅路』は地球にやってきたときに離ればなれになったかれらがめぐりあう話が基本でしたが、この本ではかれらが〈故郷〉を出ることになったいきさつなど、一族の歴史的なひろがりを感じられました。
発表されたのが1960年代なのでSF的にはちとふるくさいかなあとおもうこともありますが、独特のやわらかな文章での力の描写が魅力的。
つらい状況をことさら強調するようなこともなく、ほのぼのとした読後感が残ります。
キリスト教の聖書がベースにあるようなので、詳しい方はさらに深く受けとめられるのではないかと思いました。

果しなき旅路
ゼナ・ヘンダースン 深町 眞理子
4150103003

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