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『星ぼしの荒野から』

星ぼしの荒野から
ジェイムズ,ジュニア ティプトリー James,Jr. Tiptree 伊藤 典夫
4150112673

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読了。
SF短編集。
ひとつひとつに読み応えがあって、いちいちひれ伏したくなるような作品集でした。
ティプトリーってわたしにとってはものすごく比重の重たい高密度の鋼の真球、みたいなイメージがあります。わけわかりませんが(汗。
なんとか追いつこうとして、やっぱりついてゆけないまま、ハードなヴィジョンにショックを受ける。
けして扇情的でもグロでもないんだけど、平然と怖ろしいことが書いてあるんだよね。
ワタクシ的にはホラーよりも読んでいて怖いです(汗。

そんなティプトリーに最初に触れる場合は、やっぱりこの本がおすすめかしら。

たったひとつの冴えたやりかた
ジェイムズ,ジュニア ティプトリー 浅倉 久志
4150107394


お気づきかもしれませんが、このところずーっと積ん読本を消化しています。
この本はいったいいつ購入したのだろうか。覚えてません(大汗。

Comment

わー、一緒です! 私も、長い間積んでました(^_^;)。出版された時に買ったから……えーと、7年か。去年の夏にやっとこさ読みました。
ティプトリーって凄いとしか言いようがなくて、私も重力に押しつぶされそうになります。
「皮肉なユーモアや容赦ないシビアな結末ばかりなのにどうしてこんなにも胸の奥をギリリときしませるほど美しいのだろう。」という感想を昔の私は書いてましたが、しばらく茫然自失しちゃいますね。だから体力がないときに読むとしんどい(^_^;)。あと二冊、短編集を買っているんですが、いつ読もうかと思案してます。

響子さんの感想、まさにその通りです!
ぜんぜんハッピーな話じゃないし、むしろ暴力的だったり破滅的だったりするのに、最後に残るのは孤高の美しさなんですよね。
いちいち受けるショックが普通じゃないので、この一冊を読むのにも相当疲労しましたよ。それだけの価値はある作品集なんですけども。

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