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『魔法の猫』

魔法の猫
魔法の猫
posted with 簡単リンクくん at 2007. 1.26
ジャック・ダン編 / ガードナー・ドゾワ編 / 深町 真理子ほか訳
扶桑社 (1998.2)
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読了。
猫が大きな役割を果たしている英米SF・ファンタジーのアンソロジー。
これは面白かったし、楽しかったです。
とくにライバーの「跳躍者の時空」は猫好きにはたまらない傑作。ライバーはやっぱり猫好きだったのね。ガミッチ、かわいい!
猫をたんなる愛らしいペットとしてかわいがっているひとには向かない話もあるかも。キングの「魔性の猫」などは怖い上にエグい。インパクトはこのアンソロジー中最大級でした。私には面白かったけど。
というぐあいに可愛い猫、賢い猫から底知れない猫、怖い猫、魔性の猫まで、バラエティーに富んだ作品集でした。

どれも楽しかったですが、個人的にはほかにコードウェイナー・スミス「鼠と竜のゲーム」、バイロン・リゲットの「猫に憑かれた男」、テリー&キャロル・カー「生まれつきの猫もいる」、マンリー・ウェイド・ウェルマン「魔女と猫」、ジョン・クロウリー「古代の遺物」、シルヴァーバーグとギャレットの「ささやかな知恵」が気に入りました。

日本怪奇小説よりずっと読みやすかったのは、私がこの分野を読み慣れているからでしょうか……。
しかし、この本も三分の一くらい読んだあとずーっっっとほったらかしていたんだよね。忘れきっていたので冒頭から読みましたよ。
スミスの「鼠と竜……」なんて三度目か四度目くらいなのに、ぜんぜん読んだ覚えがないんで哀しかったです。『ノーストリリア』や他の短編集も読んだはずなのにい。

Comment

ゆめのさん、こんばんは。
私も「跳躍者の時空」は特に気に入った作品です。
ライバーは「ファファード&グイレマウザーを書いた人」という認識しかなかったのですが、この短編を読んで「作家なんだなぁ」と当たり前のコトを感じたり。
同じ編者で”猫もの”の続編と”犬もの”もあるようですが、ファンタジー読まず嫌いな猫(犬)好きの方をハメる(?)道具としても使えそうです ( ̄ー ̄)ニヤリ

Leonさん、こんにちは。
「跳躍者の時空」いいですよね。「ファファード&グレイ・マウザー」でもちょこちょこと猫が活躍していたので期待していたのですが、期待以上の面白さでした。
こういうアンソロジーは趣味に合うととっても楽しいです。
続編や犬ものもあるのですか。機会があったら探してみますね。

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