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『一陽来福/1+1=0』

一陽来福 1+1=0
桑田 乃梨子著
白泉社 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。

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これ、いつ買ったんだっけと記憶をたどってもまったく思い出せない……。
マンガを積ん読にしてしまうなんて、このころはずいぶん生きる意欲が減退していたのねと遠い目になりました。
とにかく、読了。

シリーズ物をふたつ合わせた一冊です。
ほのぼのとした日常生活が描かれてるのに設定はけっこう突飛なのが著者の作品の特徴ですが、今回もそうでした。

「一陽来福」は高校生男子一児の父とかれに想いを寄せる女子高生という構図でよくぞここまでというほのぼの感がたまりません。
それもメルヘンチックに無理矢理ほのぼのしてるんじゃなくて、地に足が着いてる日常的ほのぼのを感じてしまうのですよね。そしてしみじみとかほろりとかさせられてしまう。リアル感の源泉は台詞かなー。よく考えればこの構図にもちと無理はあるのですけど(ふつー母親の両親がひきとるんじゃないか? とか)、とにかく、台詞とテンポがよくて気が利いている、と思います。
そして絵柄が子供を描くのにとっても向いている!
一歳児の頭でっかちで手足の短い愛らしさが! あああ、あかちゃんに触りたいよう!な気持ちをかき立ててくれます。

「1+1=0」は霊感少年の悲恋物語だけどやっぱりほのぼの日常感がたっぷり。巻末おまけ短篇がさらにせつなくてほんわりなのでした。

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