『破壊王の剣 あるいは神に傷を負わせた者の物語』

破壊王の剣 あるいは神に傷を負わせた者の物語
小沢 淳
4044126011



再読。
1991年に出た異世界ファンタジー。「千年王国ラレンティア」シリーズの一冊。
著者の公式サイトで新作の一部を拝見し、例によってどういう話だったか思い出せなかったので読み直してみました。
むー、こんなシンプルな話だったのか……。
私はどうも話の中に浸りきるがあまり全体を見渡してみるという能力に欠けているらしい。
この話も闇の貴婦人とか神の授けた剣とか文章とかそーいうディテールばかりにふりまわされて読んでいた模様。
まあ、好きだったんですけど、いまも好きなんですけど、雰囲気にかくされた作者の意図をあんまりきちんと受けとめていなかったなあと反省致しました。

ともあれ、アクションや冒険ものではない、光と闇の二項対立でもない、ダークでエロティック(エロではない)なファンタジーとして、和物の中では貴重な作品ではないかと思います。

以前読んだ時にもおもったけど、どうも文章が私のリズムとあわないところがあるのが残念です。理由は呼吸のタイミングが違うとしかいえない……。

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