またもや昼寝を、しかも二回もしてしまいました。曇っていると眠くなる気がするんだけど、それは私だけでしょうか。
マルドゥック・ヴェロシティ 3
冲方 丁

[Amazon][bk1]
読みました。はー。
溜息が出てしまうような結末でした。
プロローグから推理して、私は最後はまたバロットとのシーンに戻るのかと思っていたのだけど、そうはならなかった。その話はここではあくまでも外伝で。つまりこれは「スクランブル」の前日譚ではなく、ウフコックとボイルドの話でもなく、あくまでもボイルドの物語なのでした。
ボイルドはボイルドの意志をあくまでも貫いた、ということなのですね。
途中カトル・カールとの戦いはまるで戯画のようでところどころあまりの過激さにむしろ笑っちゃうようなところもあり、ディテールからキリスト教関係で深読みしてみたりもしたのですがすっかりはずれて、事件の背景にはなんだかなー、ではあったのですが、ボイルドの話としてはこれでよかったのだと思います。
かけがえのない良心を守るために、ひとりで虚無に墜ちていった男の物語でした。
青少年の成長物語を求める人にはまったく向かないでしょうね……きっと。
オセロットの最後のシーンにうわわわあん(涙、となってしまったあと、しばらく続きを読むのが辛かったですが最後まで読んでよかった。
それで『スクランブル』のほうを読み返したくなったのですが……バロットってあのひとの妹さんなのかな……?
マルドゥック・スクランブル The First Compression 圧縮
冲方 丁

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溜息が出てしまうような結末でした。
プロローグから推理して、私は最後はまたバロットとのシーンに戻るのかと思っていたのだけど、そうはならなかった。その話はここではあくまでも外伝で。つまりこれは「スクランブル」の前日譚ではなく、ウフコックとボイルドの話でもなく、あくまでもボイルドの物語なのでした。
ボイルドはボイルドの意志をあくまでも貫いた、ということなのですね。
途中カトル・カールとの戦いはまるで戯画のようでところどころあまりの過激さにむしろ笑っちゃうようなところもあり、ディテールからキリスト教関係で深読みしてみたりもしたのですがすっかりはずれて、事件の背景にはなんだかなー、ではあったのですが、ボイルドの話としてはこれでよかったのだと思います。
かけがえのない良心を守るために、ひとりで虚無に墜ちていった男の物語でした。
青少年の成長物語を求める人にはまったく向かないでしょうね……きっと。
オセロットの最後のシーンにうわわわあん(涙、となってしまったあと、しばらく続きを読むのが辛かったですが最後まで読んでよかった。
それで『スクランブル』のほうを読み返したくなったのですが……バロットってあのひとの妹さんなのかな……?
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冲方 丁
2007/04/04(水) | 読了メモ | トラックバック(0) | コメント(0)





