『言葉につける薬』

ずーっと本の整理をしていました。一時帰省した弟のも手伝って。やっているのは整理だけなので床が大変なことになっています。はやく処分してしまわないと……。

言葉につける薬
呉 智英
4575711101


[Amazon][bk1]

弟が整理中にくれた一冊。
「誤字を笑い、誤文に怒る、著者会心のエッセイ集。」と帯に書いてあります。
皮肉や嘲笑をワザとちりばめながらの、世間を突き放したような文章。
ちょっと鼻につくところもありましたが、言葉の正確性に対する思い入れがひしひしと感じられました。面白かった。

慣用句の意味がずれていくのはなにも今に始まったことではないのですねー。
しかも昔の漢語が必須だった教養人ですらそうして誤用をしているのに、いまやネットの普及でだれでも書き言葉垂れ流し状態。
私も書いた言葉がすべて正確かと問われれば、答えに窮します。たぶん誤用満載だと思う。
でも、できるかぎり、借り物ではない自分の言葉で表現をしたいものだと思いました。

ところで、このたくさんの人が使用するほど言葉の輪郭が曖昧になって意味がずれていく現象、ものすごくファンタジー的だと感じてしまったのですが、そういうのは私だけか(汗。

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