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『天空の舟 下』

暑いですー。昼寝してる時さえも寝苦しい。特にこの湿気。私の部屋の湿度ときたらこの二日間ずっと85パーセント以上です。蒸し焼き状態ですな……。

天空の舟 小説・伊尹伝〈下〉
宮城谷 昌光
4167259036

[Amazon][bk1]

読了。
古代中国で夏王朝に挑む商の王をサポートすることになった宰相伊尹の生涯を描く、歴史小説。
ようやく下巻が読めました。おもしろかったー。
偉人をただびとにおろさず、そのまま偉大な存在として描いていく文章が伝説のようでかっこいいです。
奇跡的な誕生譚といい、幼くして離れ業を演ずることといい、歴史に開眼していきなり賢者になってしまったり、よく考えてみると共感しにくい話なんですが、読んでいる時にはそんなことは何故か考えない。どんどんつづきを読んでしまいます。次元の違う主人公なんだなーと感じられることも私にとっては楽しいらしいです。あえていうなら、女性に対して潔癖なところが瑕瑾かなー。というか、最初の主筋の姫君、妹嬉の描かれ方はちとひどいと思うぞー。主人公の彼女に対する態度もなー。この話でいやんなのはそのあたり。好きなのは商に亡ぼされた葛のひと、顎とその周辺のエピソードです。筋を通すことに頑固な一徹ものとかれに育てられる少年の話はもろに私好みでした。

読みながら、あ、これなんだか知ってるなー読んだ覚えがあるなーと思うようなエピソードがけっこうありまして、宮城谷作品の精神的な連続性を感じてしまいました。まだ初期の頃のばかり読んでいるので今後どうなるのかはわかりませんが……すっかりお気に入り作家となりましたのでまだまだ読むつもりです。

ところで、できるだけ年代順に読みたいんですけど、中国史に暗いのでどれから手をつければいいのか悩み中デス……。

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