『ミステリオン』全五巻

ミステリオン 1 (1)
あずみ 椋
4049243229


読了……マンガは何度も読みかえすので何度目かはわかりません。大好きなシリーズ。
十九世紀のロンドンに始まって中世ドイツにさかのぼり、それからヨーロッパの四百年分を駆けぬけてゆく、愛と禁断の錬金術ファンタジー……ウソっぽいな(笑。薔薇十字団とか賢者の石とかホムンクルスとかエリクシルとかオートマトンとかのあいだを逍遥して、己とは何かを探し求める男たちのお話?
いまとなってはこれらの要素は日常的にマンガの素材ですが、この作品の出た頃にはかなりめずらしかったように記憶しています。
著者の三次元的には?だけど華麗でシャープな独特の筆さばきによって描き出される、禍々しくも色気のある錬金術の世界。スピーディーなストーリー展開とからみあう人間模様。しかし、こんなに構図的に妄想を刺激する人物配置だったのかあ、レオンとヴォルフ。絵的にそちらのほうの色気が少ないのと、私にそういう素養が欠けているためもあって以前に読んだ時にはぜんぜん気づかなかった……(苦笑。

処分しようかと思ったけど、とても面白かったので手元に置いておくことに決定。

コミックスは絶版ですけど電子書籍化されている模様です。

ご本人のサイト【MIDNIGHT SUN あずみ椋のホームページ

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