『喪の女王 7 流血女神伝』

流血女神伝喪の女王 7 (7) (コバルト文庫 す 5-62)
須賀 しのぶ
4086010534



店員さんに聞かれてタイトルが思い出せなかったり、意気込んで読み始めたのに前巻どうなって終わったのかが思い出せなかったりしてアイタタな自分を自覚したりいたしましたが、やっぱり一気に読了しました。異世界「大河サバイバルファンタジー」の最新刊です。
ふわあーーー、なんちゅう展開じゃあーーー。
全編これクライマックスの連続でございます。その圧縮された物語の密度もすごいのに、そのなかにきちんとうるおいが保たれているところがまたすごい。圧倒されました。
登場人物すべてに山があるのですが今回はとくにエドが災難でしたね。ああ、痛い痛い痛い。なのにカリエとセーディラを救うため(とくにセーディラを)思考をめぐらせ毅然と行動してボケも突っ込みもこなすエド。やっぱり私はエドが一番好きですよ、このシリーズの中では……。

それに今回はすっかり忘れかけていた人物が再登場。ええっ、こんなところであの海軍話の後日譚が読めるなんて! いや、ただそれだけというわけではなさそう。ラストへの重要な伏線なのかもしれません。と勝手に深読み。

とにかく、つぎで終わりなんて信じられないです。もうちょっとつづいて欲しいというのが本音です。こんな駆け足でもじっくりと書くべきところは書いてあると思うけど、もっとじっくり読みたいとおもうところがたくさんあるのです。

ところで、人名と地名に入れ替わってる箇所(こういうのも誤植というのか)があるような気がしましたが、あれは私の勘違いだろうか。なにしろ、ぎゅうぎゅうにつまっているので意識にくみ取れないうちに逃した情報があるような気もするのであんまり言い切る自信はないのでした。

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