『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 2』

鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 2 (2)
壁井 ユカコ
4840237271



読了。
ホテル・ウィリアムチャイルドバードなる古い洋館のアパートを舞台にした、住人達のお話。連作短編シリーズ。基本コメディー。『キーリ』とかとくらべると若干ゆるめの雰囲気ですがそのぶんギャグがおかしくて、それに登場人物の変人度もかなり上昇していると思います。面白いです、好きです。

今回は母親同士が双子姉妹という有生と由起の小学生時のエピソードがすんごく楽しかった。
微妙にグロかったり神経質だったり、そういう著者の資質をこどもの無邪気さにくるんで、夏の日の想い出にする当たり、侮れないなと思います。
さらに、その出来事がきちんとその後の展開にも生かされていてそのへんもふふふと楽しめました。

そして、このお話、必ず最初に無人の鳥籠館からはじまって、また無人に戻るのですが、それが過去の話なのか異次元の話なのか、物語世界のすべての輪郭を遠くノスタルジックなものに感じさせてくれるのがいいなーと思います。この辺が『キーリ』と似てる、と感じるところかな。

さて、三巻もひきつづき読みます……。
いつのまにか積ん読山をひとつ作ってしまったので、山道をうねうねとのぼることになりそう(汗。

それにしても暑いですね。ゆうべは一度寝て目が覚めたらまだ午前一時でした。二時間しか寝てないじゃん! これでは睡眠薬の意味がない……と水を飲もうと立ちあがろうとしたらふらふらとよろけて倒れそうになりました。あー、薬は効いてるんだ。ただ暑いだけなのね。アイスノンも途中ですっかり温まってしまうし、もうこれ以上どう工夫すれば快適に寝られるのかわかりません……しくしく。

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