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『鋼鉄三国志 ~呉書異説~』

鋼鉄三国志~呉書異説 (KONAMI NOVELS 18) (KONAMI NOVELS 18)
妹尾 ゆふ子
4861551838

[Amazon]

読了。
テレビアニメ『鋼鉄三国志』のノベライズ。本編が始まる五、六年前の出来事を主要人物視点で順繰りに描いた短編集です。

アニメにも三国志にも知識が薄いまま、作者様のファンという理由で購入致しました。
ということで、やっぱり登場人物に関する知識はほとんどなく、読みながらも「そういえばこんな人がいたかもー」という具合におぼろな記憶がゆらいだり消えたりという状況で。
やっぱり北方三国志ひとつ読んだだけじゃだめだわーとあきらめぎみでしたのでそれはそれでいいことにします。

この本自体は、運命に翻弄されたりあがいたり克服しようとしたりする人びとの短編集として、深みのある良作だったのではないかと思います。
品のあるストイックな文章は戦乱の緊迫感をたたえた物語世界にとても合っていたと思う。
孫権と陸遜の章は少年の物語として、太史慈の章は破天荒なおっかさんと息子の話としておもしろかった。
でも一番迫力があったのは孫策の章でした。この話がいちばんファンタジー要素が強かったかな、と思います。

ただやはり、基本的にファンタジー作家としての資質があまり生かされない題材だったようなのが惜しい。
できればオリジナルを読みたい、というのがファンとしての希望です。

ところで、これを読む前に一度くらいはと思ってアニメも見たのですが……すみません、ついていけなかった。とくに劉備のキャラクターに(汗。

追記。
ページ数を確かめようとしたら、その横に小さく章タイトルがありまして、上ばかり見て「なんの章かわからん」と愚痴っていた自分を笑いました。
しかし、あとがきの下に「周瑜伝」とあるのはいかがなものかと……(苦笑。

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