『終の神話・人祇の章 封殺鬼シリーズ28』

終の神話・人祇の章 封殺鬼シリーズ〈28〉 (小学館キャンバス文庫)
霜島 ケイ
4094305785

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読了ー。
分厚い本を持って行けない代わりにせめてと、持参した文庫本。
帰りの新幹線でようやく読み終えました。

千年の時を越えて生きる孤独な鬼二人の妖魔退治シリーズ、全28巻の完結編です。

淡々としたなかにもしっとりとした、日本的な雰囲気を感じさせてくれる著者の文章には、もうすこし短めの話が合っているのではと読みながら思っていましたが、これだけのスケールの話を破綻させずにまとめきったことには素直にすごいと思いました。
前の巻が説明だらけだったので不安だったところは、あれは最終巻と合わせて読むものだったのねーと納得。
クライマックスは幻想と脅威の力とがたくましい想像力によって遺憾なく描写された、迫力あるものとなりました。

悲愴な弓生の創り出す雰囲気をかろやかに破壊する、能天気聖とのコンビはやはりサイコーです。

ラストもめでたく大団円という趣で、それでいてしんみりと余韻が残り、大変後味のよいものだったと思います。

ところでワタクシ、このシリーズが完結していたことをまったく気づいてなくて、先日同一世界を舞台にした新シリーズが開始されたことをあちこちのブログで拝見し、ようやく「あれ?」と知りました。

弓生と聖の話を好んで読んでいるお仲間がまだこれだけ存在したのだなーと、それでちょっと元気になったりしたのでした。

その新シリーズがコレ↓。
レーベルがキャンバス文庫からルルル文庫に変わってます。
封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ 1 (1) (小学館ルルル文庫 し 2-1)
霜島 ケイ
4094520082

二巻目も発売中(汗。
封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ 2 (小学館ルルル文庫 (ルし2-2))
霜島 ケイ
4094520279

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