『アイリッシュ・ハープの調べ ケルトの神話集』

4861101247アイリッシュ・ハープの調べ ケルトの神話集
マリー・ヒーニー 河口 和子 河合 利江
春風社 2007-09

by G-Tools


読了。

平易な言葉で簡潔に描かれた、アイルランドケルトの神話集。
よく知られたものを原著者が選択して文章化したものらしいです。

ケルトの神話本はいくつか読んでいるんだけど、あちこち移動があったり展開が違ったり固有名詞の訳し方が異なったりして(これが案外わたしにとっては大きい)、まあ、それが口承されてきた神話伝説としての宿命であるといえばいえるのですが、それでどうも頭の中でこんがらがってしまい私にとってはいまだにすっきりとした形の原型がないのです。

感覚的にはわかっているのだけど、理屈っぽく考えると納得いかんというか。
これは他民族の神話だから致し方ないのかもしれないなー、と思うけども。

この本もそんな私の混乱をすっきりと収めることはできませんでしたが、最初のアイルランドの神話的背景の成り立ち、みたいな部分からは「へーそうなんだー」という感慨をあたえてもらいました。

ちなみに内容は、

第一部 神話ものがたり
 モイテューラの戦い
 リールの子どもたち
第二部 アルスターものがたり
 クーフリンの誕生
 ブリックルーの宴会
 悲しみのディアドラ
第三部 フィニアンものがたり
 フィンと知恵の鮭
 魔法にかけられた鹿
 オシーンと不老不死の楽園


となっております。

春風社のほかの神話本もそうですが、装丁がとてもステキだと思いました。

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