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『岸辺の唄』

大作に気力を吸い取られてしまったらしく、なかなか読書が進みません。
マンガで息抜き。

4834273997岸辺の唄 (HMB I 4-1)
今 市子
ホーム社 2007-10

by G-Tools


……しようと思ったのだが、あんまり息抜きにならなかった。
とても緊密な構成の素敵な短編集だったので。

今市子さんのマンガは『百鬼夜行抄』以外はあまり読んでいないんですけど、そのすくない作品もみんなステキで面白かった。
お話を語る人だなあ、と思う。

この本は、中国の西域風な世界を舞台に人と鬼人がまじわる幻想的なおはなしの連作短編集。
水乞いの少女を主人公とした表題作が素晴らしかったです。
てっきりこれでこの話はすっきりと終わり、と思ったので、次の話に登場人物が重複して出てきたのにはちとがっかりしましたが、そこからは別の話として読むのがよいというのが最終的な結論。

気になるのは中国っぽい単語が出てくるのと、人びとがけっこう胡服を着用しているのと、畑でジャガイモを作っているのが、なんとなくしっくりこないところですか。
中国にジャガイモが入ったのは、いつ頃のことなんだろうなー。ヨーロッパ経由で入ったのだろうかなー。私はなんでこんな些細なことを気にするのかなー。

やっぱり疲れているからかしら。

ところで、作品の初出がどこにも載っていなかったのが残念です。
それぞれのタイトルの本があるようなので、余計に気になる。

ちなみに収録作品は、


岸辺の唄
予言
氷の爪石の瞳
失われた岸辺
西からきた男
雲を殺した男
あとがき 昔々あるところに…



となっております。

百鬼夜行抄 (1)
今 市子
4257720891

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Kさん、とお呼びしてもよいでしょうか。はじめまして。
ブログの機能を理解してなくて、読めないレスをつけてしまってすみません……この機能、相手を指定して読んでいただくことはできないのですね。うかつでした。

初出の意味はおっしゃるとおり、初めて掲載された本のことです。

>アンソロジー『幻想ファンタジー』
そういえばそんな本がありましたね。雑誌みたいにつづいているものなんですね。最近そういった状況に疎くてぜんぜん気づいてませんでした。
おかげでひとつわからないことが解消しました。
情報をどうもありがとうございます。
そして、不手際申し訳ありませんでした。

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