『月の出をまって』

月の出をまって うるわしの英国シリーズ
波津 彬子
4091387810

[Amazon]

『雨柳堂夢咄』の波津彬子さんの「うるわしの英国シリーズ」の第一巻。
ずっと読みたいと思いつつもいろいろとタイミングが悪くて時期を逸していたのですが、先日完結編がでたということを知り、本屋でちょうどみつけたので購入してみました。

この話、すっっっごい好みです!
19世紀後半のイギリスが舞台の幻想的な短篇シリーズ。

硬質でたいそう美しい絵柄に機知に富んだ台詞のやりとりとか、上品さを損なわない極上のユーモアとか、いかめしいけどじつは人情と茶目っ気のある執事たちとか、とにかくツボです!

とくに貴族でお金持ちで美男子なのになぜか結婚できない若者コーネリアス・エヴァディーンが絡んだお話が楽しい。

私は波津さんの『パーフェクト・ジェントルマン』が大好きだったことを思い出しました。
けしてぼんくらではないのにどこか間が悪くて貧乏くじをひいてしまうハンサムな男性とかれを振りまわす女性たち、というのが好きだったのですねー。

この話はその好みにどんぴしゃ、だったのです。

なんでもっとはやく読まなかったのだろうと深く深く後悔致しました。
それでさっそく続きを一冊、e-honで頼んでしまいました。
あー、はやく来ないかなあ。続き読みたーい。

次の巻の書影もないので書影のある完結編↓
扉をあける風 (フラワーコミックス)
波津 彬子
4091313965


大好きだった、たしかこちらはニューヨークもの。
パーフェクト・ジェントルマン
波津 彬子
4091913318

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