『喪の女王 8 流血女神伝』

流血女神伝 喪の女王 8 (8) (コバルト文庫 す 5-63)
須賀 しのぶ
4086010909

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苛酷な運命をくぐりぬけて生き抜く少女の、波瀾万丈ジェットコースター大河異世界ファンタジー「流血女神伝」シリーズの完結編。


買いました、読みました。
圧倒されて言葉を失いました。

……ほんとうにほんとうに完結したんですねえ……。
つーか、ここまでカンペキに風呂敷たたみきるとは……すごい。畏れ入りました。
八年間に渡って執筆された大長編の末尾を飾るにふさわしい、やっぱり怒濤の最終巻でしたねえ。
さまざまな人びとがさまざまな人生を生きて、さまざまな結末を迎えました。

ううー。
いろいろと書きたいことはあるのになにを書いてもネタバレになるのがもどかしいです。
あえて大きく言うならば、この話は人が神から解放される物語であると同時に、神が人から解放される物語でもあったのだなあと、そんな感慨が残りました。

歴史の変革期につきもののあらゆる要素を含んだ物語なだけに重々しい結末でしたが、充実した納得のいく結末だと思いました。

それとカリエちゃんはどこまでいってもカリエちゃんだったなと。

しみじみとした終章がとつぜんにぎやかになるのも、この話ならでは。
未来へ向かうかろやかな風を感じつつ、物語は終わります。

この物語を読めてよかった。
作者様にありがとう、お疲れ様でしたと申し上げます。

このお話を最初から読みたいかたはこちらからどうぞ。

帝国の娘 (前編) (コバルト文庫 流血女神伝)
須賀 しのぶ
408614607X

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