『バビロンまでは何マイル 上』

バビロンまでは何マイル (上) (創元ブックランド)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 原島 文世
4488019412

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読了。

並行多元世界ファンタジー。
『花の魔法、白のドラゴン』の前日譚です。(以前書いた『花の魔法、白のドラゴン』の感想
うっかりものの私は後日譚のほうを先に読んでしまいましたが、どうやら登場人物はそれほど重複していないみたい……な気がする。断言できないのが哀しい鳥頭です。

前日譚とおなじ出版社から出なかったのは、こちらの主人公が二十代の大人だからかもしれません。ヒロインも大学生だし。

でもジョーンズの話では子どもだからといって大人となにが違うというと答えに困るくらいなので、とりたてていつもと雰囲気が違っているということもなく、あいかわらずたくさんの人たちがどたばたとかしましくうごきまわっているなあ、という印象でした。

どこか三谷幸喜のコメディーと似ている気がする。

巻き込まれ型貧乏くじひきっぱなしの主役、ルパートくんの任務はいつになったら完了するのか。

ルパートくんの努力をことごとく無意識に粉砕していく、“魔女踊り”が得意技のヒロイン・マリーはまさかほんとうにマジドになっちゃうのか。

ホテルバビロンはなにゆえ異様に複雑な建てられかたをしているのか。

謎がきちんと解明されることを祈りつつ、愛すべき登場人物たちの大騒ぎの続きを読みたいと思います。

バビロンまでは何マイル (下)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 原島 文世
4488019420

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