スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『バビロンまでは何マイル 下』

バビロンまでは何マイル (下)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 原島 文世
4488019420

[Amazon]

読了。
多元宇宙を管理するマジドの青年があっちこっちを走り回されて厄介事を背負い込み続ける、どたばたファンタジー。もちろんコメディー。

いやー、面白かった。
やっぱりDWJ、さすがにDWJ、なにしろDWJというかんじで、めちゃくちゃ複雑な話を大勢の登場人物を絡めてよくもこれだけまとめあげるものだと感心致します。

すべての道はバビロンに至る。コードネームのバビロンとマザーグースのバビロンがこんなふうにつながっていたとは。バビロンホテルのすてきにめちゃくちゃさ加減も、そこでおこなわれている SFファンダムのお祭りも、主役のルパートくんに個人的に意地悪をしているようで、いちいち大騒ぎになるのが楽しかったです。

このコンベンションがあるから普通の児童書として出しにくかったんだろうなあ、たぶん。

ところで、上巻の感想で前作『花の魔法、白のドラゴン』との重複人物はいないとか書きましたが、ちゃんといるじゃん!
しかもものすごく重要な人物で!
なんで忘れるのかなあ、私。いったい読んだ記憶をどこへしまっているのか、私。

ぽかぽかとあたまを自分で殴りつつ、両方読みたい人はやっぱり『バビロン……』から読んだほうがよろしいかと申しておきます。

本自体はたいへん楽しゅうございました。
ルパートくんの苦労も報われてよかった。
ただ、さいごのニックの報告はすこし蛇足っぽかったけど。
でもコレを途中に突っ込んだらテンポ悪くなるだろうな。謎は謎のままではダメなのかしら……やっぱダメか。

Comment

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。