『コランタン号の航海 1 水底の子供』

コランタン号の航海 1―水底の子供 (1) (WINGS COMICS)
山田 睦月 大木 えりか
4403618820

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19世紀のヨーロッパを舞台にした海洋冒険ファンタジーコミックの第一巻。
設定見てすぐにホーンブロワーものを思い浮かべましたが、見事に英国海軍ものでありながら雰囲気的にはやわらかでさらにまっとうにファンタジーでした。

その由来から異界関係の任務を負う「少し変わった船」コランタン号に乗り組むことになった新任海尉ルパート・ユースタス・マードックくんのとまどいが楽しい。
海軍ものでこんなふうにほのぼのしたお話がよめるなんて思わなかった。
期待以上に面白かったですv
船医の部屋が『どうぶつのお医者さん』の漆原教授の部屋みたいだ(笑。
かれの飼ってる(?)猿の名前がホレイシアなのでそこでまたホーンブロワーを思い出すのですが、それもまた楽し。

よく船乗りは迷信深いとかいいますが、かれらの感じている世界がじつはこんなものなのかもしれないなーと思いました。

あと、おまけでこの時代の海軍について解説してくれてるのが嬉しかったです。
階級とかガンルームとか、よくわからないままに読んでいたところがいろいろあったんですよねえ、ハハハ。
資料として読んでたのに結局船の中のことを自分の現実としてとらえることができず、そのネタは断念してしまったけどさ。

ま、そんな個人的事情は置いておいて。
沈める都イスの伝説がからむ事件はどう展開するのかなー。
巻末に予告編があるので期待は嫌が応にもふくらみます。
イスといえば先日読んだ『銀の犬』にもでてきましたね。
ひかわ玲子の『イスの姫君』はどこにしまったかしら。読み返したくなってきた……。

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