『星月夜の夢がたり』

星月夜の夢がたり (文春文庫 み 34-1)
光原 百合 鯰江 光二
4167717344

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読了。

『銀の犬』が大変好みだったので、ほかにもないかと思って借りてみました。短篇というよりもさらに短い掌編集です。

結論。
私が気に入ったのとまったくおんなじようなテイストの話はあんまりなかったですが、それなりに楽しめました。
言葉遣いというか文章自体がやわらかく色彩感のある風情なのがいいのですね。
話としてはミステリっぽかったり奇妙な話っぽかったりメルヘンチックだったりするのが多かったかな。そしてちょっと大人向けな感じ。
カラーの挿絵がふんだんについているうつくしい絵本のようなつくりの本です。

収録作品は以下の通り。


星夜の章

春ガ キタ
塀の向こう
カエルに変身した体験、及びそれら基づいた対策
暗い淵
地上三メートルの虹
ぬらりひょんのひみつ
三枚のお札異聞
いつもの二人
もういいかい
絵姿女房その後
遥かな約束

月夜の章

海から来るモクリコクリ
鏡の中の旅立ち
萩の原幻想
かぐや姫の憂い
赤い花白い花
チェンジ
エンゲージリング
無言のメッセージ
お天気雨
隠れんぼ
天馬(ペガサス)の涙

夢夜の章

ある似顔絵描きのこと
真説耳なし芳一
大岡裁き
いなくなったあたし
トライアングル
天の羽衣補遣
大食いのこたつ
目覚めの時
アシスタント・サンタ
遥か彼方、星の生まれるところ




おもに『別冊文藝春秋』に掲載されたものが中心のようです。

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